モール型ECサイトの出店費用・手数料を徹底比較

モール型ECサイトの出店費用・手数料を徹底比較

「インターネットで商品の販売は始める」「新しい販路で売上アップを狙いたい」など。突然ECモールの立ち上げを任せられたら、どのくらい種類の商品をどのモールで売るのか、モール出店に必要なものやコストなど調査することは山ほどあります。ネットで商品を販売したいと考えた時に、まず、思い浮かぶのは楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの有名なモールだと思います。実は、このような大手サイト以外にもau PAY マーケット(au Wowma!)、Qoo10、MAGASEEKなど中堅ECモールである、また、今回は、主要なECモールの種類と各モールの特徴、出店費用・手数料について解説していきます。

また、記事の下部に出店費用や手数料を実際の数値にあたたシュミレーションを記載しておりますので参考にしてみてください。自分に合ったモールを見つけ、売上げアップに繋げて下さいね。

大手モールの特徴とは


モール型ECサイトというと、やはり、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、au Wowma!などを想像される方が多いと思います。大手モールを利用する最大のメリットは、モールまでの集客は、モール側が行ってくれる、購買意欲が高いお客さんが自然と集まると言ったところでしょう。

その他にも開設のしやすさ、運営上のプランの多様性(出店費用・手数料)、モールで獲得できるポイントの人気度、手厚いサポート体制、バックヤード・管理画面の使いやすさ、モールの将来性、デザインなどのカスタマイズ性、BtoB向きのモールかどうか、スマホ対応状況などが整っているなど大手モールにはモール運営初心者でも使いやすい特徴があります。

それでは、大手モールごとの特徴を詳しく見ていきましょう。

楽天市場の出店費用・手数料など特徴

まず初めに、国内最大級のモール型ECサイト「楽天市場」の特徴、出店費用、手数料について説明していきます。

楽天市場の特徴

楽天市場は、国内最大級のモール型ECサイトです。登録会員数は1億人以上、国内の流通総額は3兆円を超えています。出店店舗数は、2019年3月時点で4.3万店舗。Yahoo!ショッピングの87万店舗以上(2019年)、Amazonの20万店舗(2018年)と比較すると、競合店舗は少ないと言えます。これは、出店までのハードルの高さが関係していると言えます。

また、楽天市場内で使える、楽天スーパーポイントは、日本国内で最も保有、利用されているポイントであることも、楽天人気の象徴の一つ。会員の性別・年齢などに大きな偏りがないため、ファッション、インテリア、食品、コスメ、家電など、幅広い商品ジャンルで出店することができます。近年では、レンタル商材や体験型コンテンツの販売も取り扱っています

楽天市場の出店費用・手数料

次に、楽天市場の手数料についてご紹介します。楽天市場には大きく4つのプランがあります。

1年契約プラン
3ヶ月契約プラン
月額出店手数料(固定費)が割安
がんばれ!プラン
ランニングコストが割安
スタンダードプラン
登録可能商品数や画像容量が無制限
メガショッププラン
契約期間が3ヶ月と短期
ライトプラン
こんな人におすすめネットショップ運営のご経験が少ない
事業者様におすすめ!
割安な料金でスタートしやすいプランです。
目標とする月商が約132万円以上
の事業者様におすすめ!
低コストで店舗運用できるプランです。
商品数や画像量が多く必要
な事業者様におすすめ!
容量を気にせず店舗運営できるプランです。
契約期間を短くしたい
事業者様におすすめ!
販売期間が短い商品等にご利用頂けるプランです。
月額出店料(税別)19,500円/月
年間一括払
50,000円/月
半年毎の2回分割払
100,000円/月
半年毎の2回分割払
39,800円/月
3ヶ月間一括払
システム手数料(税別
月間売上品の
3.5〜7.0%
月間売上品の
2.0〜4.5%
月間売上品の
2.0〜4.5%
月間売上品の
3.5〜5.5%
登録可能商品数 5,000商品 20,000商品無制限 *1 5,000商品
画像容量 500MBまで 5GBまで無制限 *1 500MBまで
*1 メガショッププラン「登録可能商品数」と「画像容量」は無制限ですが、それぞれの初期値は50,000商品と5GBです。
上限変更をご希望の場合は、いずれもその都度、商品数・容量アップをご申請いただきます。

【がんばれ!プラン】
ネットショップ運営の経験が少ない事業者様におすすめ!割安な料金でスタートしやすいプランです。
【スタンダードプラン】
目標とする月商が、約132万円以上の事業者様におすすめ!低コストで店舗運営できるプランです。
【メガショッププラン】
商品数や画像量が多く必要な事業者様におすすめ!容量を気にせず店舗運営できるプランです。
【ライトプラン】
契約期間を短くしたい事業者様におすすめ!販売期間が短い商品等にご利用いただけるプランです。

ライトプランは3か月契約で、それ以外は1年契約です。また、それぞれのプランは、料金以外に登録可能な商品数やアップロード可能な画像容量が異なります。下に各プランの基本料金をご紹介します。

月間出店料
初期登録費用
システム利用料

1年契約プラン 3か月契約プラン
プラン名 がんばれ!プラン スタンダードプラン メガショッププラン ライトプラン
月間出店料 19,500円 50,000円 100,000円 39,800円
初期登録費用 60,000円
システム利用料 月間売上高
3.5~7%
月間売上高
2~4.5%
月間売上高
2~4.5%
月間売上高
3.5~4.5%

システム利用料=課金対象額(通常販売額)×適用料率(下記)

【がんばれ!プラン】

パソコン経由 ~50万円 ~100万円 ~500万円 ~1000万円 1000万円~
6.5% 6.0% 5.5% 4.5% 3.5%
モバイル経由 ~50万円 ~100万円 ~500万円 ~1000万円 1000万円~
7.0% 6.5% 6.0% 5.0% 4.0%

【スタンダードプラン・メガショッププラン】

【パソコン経由】
平均バスケット単位 ~100万円 ~200万円 ~300万円 ~500万円 ~1000万円 ~3000万円 3000万円~
0~7,000円 4% 3.0% 3.0% 2.8% 2.8% 2.6% 2.4%
7,000円~1.5万円 3.0% 2.8% 2.8% 2.6% 2.4% 2.4%
1.5~2.5万円 2.8% 2.8% 2.6% 2.4% 2.4% 2.2%
2.5~3.5万円 2.8% 2.6% 2.4% 2.4% 2.2% 2.2%
3.5~5万円 2.6% 2.4% 2.4% 2.2% 2.2% 2.0%
5万円~ 2.4% 2.4% 2.2% 2.2% 2.0% 2.0%
【モバイル経由】
平均バスケット単位 ~100万円 ~200万円 ~300万円 ~500万円 ~1000万円 ~3000万円 3000万円~
0~7,000円 4.5% 3.5% 3.5% 3.3% 3.3% 3.1% 2.9%
7,000円~1.5万円 3.5% 3.3% 3.3% 3.1% 2.9% 2.9%
1.5~2.5万円 3.3% 3.3% 3.1% 2.9% 2.9% 2.7%
2.5~3.5万円 3.3% 3.1% 2.9% 2.9% 2.7% 2.7%
3.5~5万円 3.1% 2.9% 2.9% 2.7% 2.7% 2.5%
5万円~ 2.9% 2.9% 2.7% 2.7% 2.5% 2.5%

※平均バスケット単価=月間通常販売額/月間通常売上件数

パソコン経由 ~50万円 ~100万円 ~500万円 ~1000万円 1000万円~
5.0% 4.5% 4.0% 3.5% 3.5%
モバイル経由 ~50万円 ~100万円 ~500万円 ~1000万円 1000万円~
5.5% 5.0% 4.5% 4.0% 4.0%

に下記の手数料も発生します。

・楽天ポイント:買い物かごの金額+消費税の1%
・モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料:月間売上高の0.1%
・楽天ペイ利用料(下記参照)

楽天ペイ利用料
平均決済単価 月間決済高
~100万円 ~200万円 ~300万円 ~500万円 ~1000万円 ~3000万円 ~1億円 ~5億円 5億円~
0~7,000円 3.5% 3.4% 3.4% 3.3% 3.3% 3.2% 3.2% 3.0% 2.9%
7,000~1.5万円 3.4% 3.4% 3.3% 3.2% 3.2% 3.0% 2.9% 2.8%
1.5~2.5万円 3.3% 3.3% 3.2% 3.2% 3.0% 2.9% 2.8% 2.7%
2.5~3.5万円 3.3% 3.2% 3.2% 3.0% 2.9% 2.8% 2.7% 2.6%
3.5~5万円 3.2% 3.2% 3.0% 2.8% 2.8% 2.7% 2.6% 2.5%
5万円~ 3.2% 3.0% 2.8% 2.8% 2.7% 2.6% 2.5% 2.5%

例えば、月商目標を300万円、客単価3,000円未満、取り扱い商品ジャンルをファッションで試算すると、ランニングコストは以下のようになります。ちなみに先払いです。

合計金額(税別)がんばれ!プラン
370,300
スタンダードプラン
300,300
メガショッププラン
300,300
ライトプラン
325,300
システム手数料
パソコン
73,500円
46,000円
46,000円
55,500円
システム手数料
モバイル
115,500円
73,000円
73,000円
88,500円
システムサービス
利用料金

楽天ポイント原資
28,500円
28,500円
28,500円
28,500円
システムサービス
利用料金

安全性・利便性向上のシステム利用料
3,000円
3,000円
3,000円
3,000円
システムサービス
利用料金

アフィリエイト利用料
46,800円
46,800円
46,800円
46,800円
楽天ペイ(楽天市場決済)利用料
103,000円
103,000円
103,000円
103,000円

月商300万円で試算した場合、売上金額に対して10%の手数料がかかる計算になります。例えば、月商50万円だと手数料は20.4%、月商100万円だと15.4%かかります。月商100万円と300万円で手数料に約5.4%もの開きがありますので、月商300万円が目指す通過点と言えます。

ただし、必要な費用はこれ以外に、月額の固定費として出店料がプラスされます。

がんばれ!プランスタンダードプランメガショッププランライトプラン
月間出店料19,500円50,000円10,000円39,800円

他にも、広告などを利用すればさらにコストは増えますので、初期費用を考えつついかに早く目標月商に到達できるかがポイントと言えます。とは言え、楽天市場はECモールとしての信頼感が高いため、商材に自信があれば出店されていいと思います。料金は高いですがその分審査も厳しいので、不信感を感じる店舗や商品が少ないのが実際です。

つまり、楽天市場に出店している時点である程度の信頼感を獲得できるため、新規店舗でも高額商品が売れやすくなるというメリットもあります。Yahoo!やAmazon、au Wowma!でも高額商品は売れますが、手数料の高さや審査の厳しさといった参入障壁の高さからくる店舗や商品への信頼感というメリットがあるので、楽天市場では売りやすいと言えます。

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Yahoo!ショッピングの出店費用・手数料など特徴

Yahoo!ショッピングの特徴

Yahoo!ショッピングは、2013年にYahoo! JAPANの新戦略「eコマース革命」により固定費・売上ロイヤリティが全額無料化された影響で、出店希望者が殺到して店舗数も急増、2019年3月には87万店舗を越えています。楽天や後ほどご紹介するAmazonと比べると、利用者数は負けていますが、検索大手Yahoo!JAPANからの利用のしやすさもあって、主に50代以上のシニア層の利用が多いです。また、人気のpaypay残高払いが利用できることもポイントです。Yahoo!ショッピングの売上は、2015年の年間国内流通総額は4,575億円、2019年は7692億円に増加しています。

Yahoo!ショッピングの出店費用・手数料

続いてYahoo!ショッピングの手数料についてご紹介しましょう。Yahoo!ショッピングの魅力はなんといっても、初期費用、毎月の固定費、売上ロイヤルティが全て無料だと言うことです。2013年に「eコマース革命」という新戦略により、固定費と売上ロイヤルティが全額無料化され、その影響により出店希望者が殺到し店舗数が急増したという経緯があります。無料化の影響はすさまじく、2019年3月には87万店を超えています。

さて、3つの費用が無料とご紹介しましたが、Yahoo!ショッピングで出店した際に必要になる費用はというと、下記の5つになります。

①ストアポイント原資負担:注文金額の1%
②キャンペーン原資負担:注文金額の1.5%
③アフィリエイトパートナー報酬原資※:注文金額の1%
④アフィリエイト手数料※:アフィリエイトパートナー報酬原資の30%
⑤決済サービス個別手数料
※アフィリエイト経由で購入された場合のみ

【決済サービス個別手数料】
ここでは分かりやすく、例えば、月商300万円を目標としてシュミレーションした場合の手数料を一緒に見てみましょう。

手数料は約5.6%ですので、楽天市場と比べるとかなり安いと言えます。売上金額に対する個別のロイヤリティなども無いため、例えば月商1000万円でも1億円でも手数料は約5.6%です。

このように手数料の安さは魅力と言えますが、その分競合店も多いため、実際に出店して売上をあげようとすれば、広告施策なども必要になってきます。とはいえ、Yahoo!ショッピングの年間流通総額は、2015年は4,575億円、2019年は7692億円に増加していますし、5のつく日などの定期イベントでの売上も上がっていて、固定客がついていると言えますので、新規参入であっても出店しておいて良いと言えます。

Amazon(アマゾン)の出店費用・手数料など特徴

Amazon(アマゾン)の特徴

Amazonは、国内トップクラスの訪問者数を誇るECマーケットです。Amazon.co.jp の月間ユニークビジター数は、デスクトップで約1,734万人、モバイルは約3,856万人と推計されていて、年間流通総額は1兆円を超えています。Amazonにはプライム会員制度がありますが、Amazonの流通額の60%以上はこのプライム会員が作っていると言われています。理由としては、年会費を払っていることで送料無料やお急ぎ便対応が可能になっているため、他のECモールで商品を探すよりもAmazonで探したほうが比較する手間が省けるからと言えます。

Amason(アマゾン)の出店費用・手数料

続いて紹介するAmazonの手数料はというと、まずAmazonには大口出品と小口出品という2種類のプランがあります。大口出品は月額登録料4,900円、小口出品は月額登録料無料ですが、小口出品は利用できる機能に制限があるのと、一取引ごとに100円の手数料がかかります。

また、実際に売れた場合には、販売手数料(=商品金額×○%)がかかってきます。以下、販売手数料の一覧表になります。

現在の販売手数料変更後の販売手数料
カテゴリー販売手数料販売手数料最低販売手数料 *8
15%15%なし
CD・レコード15%15%なし
DVD15%15%なし
ビデオ15%15%なし
エレクトロニクス(AV機器&携帯電話)8%8%30円
カメラ8%8%30円
パソコン・周辺機器8%8%30円
(エレクトロニクス、カメラ、パソコン)付属品10%(最低販売手数料50円 *7)10% *730円
Amazonデバイス用アクセサリ45%45%30円
楽器8%8%30円
ドラッグストア10%・売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% *9
・売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%
30円
ビューティ10% *1・売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% *9
・売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10% *1
30円
スポーツ&アウトドア10%10%30円
カー&バイク用品10%10%30円
おもちゃ&ホビー10%10%30円
TVゲーム15% *215% *2なし
PCソフト15%15%なし
ペット用品15%・売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% *9
・売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の15%
30円
文房具&オフィス用品15% *315% *330円
ホーム(インテリア・キッチン)15% *415% *430円
家具15%・売上合計が20,000円以下の場合は商品代金の15%
・売上合計が20,000円を超える場合は商品代金の10% *9
30円
ホームアプライアンス15%15%30円
大型家具8%8%30円
DIY・工具15%15%30円
産業・研究開発用品15%15%30円
食品&飲料10% *5・売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% *9
・売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10% *5
なし
腕時計15% *6・売上合計が10,000円以下の場合は商品代金の15%
・売上合計が10,000円を超える場合は商品代金の5% *9
30円
ジュエリー15%・売上合計が10,000円以下の場合は商品代金の15%
・売上合計が10,000円を超える場合は商品代金の5% *9
30円
ベビー&マタニティ15%・売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% *9
・売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の15%
30円
服&ファッション小物15%15%30円
シューズ&バッグ15%15%30円
その他のカテゴリー15%15%30円

*1.一部のブランドには、販売手数料20%が適用されます。*2.TVゲームの一部のサブカテゴリーの販売手数料:8%

*3.文房具・オフィス用品の一部のサブカテゴリーの販売手数料:8%

*4.ホーム(キッチン)の一部のサブカテゴリーの販売手数料:10%

*5.食品&飲料の一部のサブカテゴリーの販売手数料:

*6.腕時計の一部のサブカテゴリーの販売手数料:2019年10月31日まで6%、2019年11月1日以降、販売手数料のプロモーションの有効期限または終了時まで、すべての腕時計は、売上合計が10,000円以下の部分には15%、10,000円を超える部分には5%の販売手数料が請求されます。

*7.エレクトロニクス、カメラ、パソコンのアクセサリには、50円の最低販売手数料が請求されます。この最低販売手数料は、2019年11月1日から30円に減額されます。

*8.最低販売手数料は2019年11月1日より有効になります。

*9.この販売手数料割引のプロモーションは、2019年9月1日から開始し、2021年2月28日に終了します。販売手数料のプロモーションは、日本標準時の2019年9月1日午前0時から2021年2月28日23時59分までの間に出荷通知を送信した注文に対し自動的に適用されます。プロモーションへの登録申請は必要ありません。システムの問題により、実際の時間が早く、または遅くなる場合がありますのでご注意ください。販売手数料のプロモーションの期限が切れる、または終了すると、販売手数料は現在の手数料に戻ります。売上合計は、商品の価格・配送料・ギフト包装料を含みます。Amazonは、販売手数料割引のプロモーションをいつでもへんこうまたは終了する権利を有します。

商材カテゴリごとに8%~15%の販売手数料がかかるのですが、2021年2月28日までは、販売手数料の割引プロモーションが実施されているため、変更後の販売手数料が一時的に適用されているカテゴリもあります。

因みに、売上金額に関係なく販売手数料は一律なので、月商100万円でも1,000万円でも料率自体は変りません。また、本、CD、DVDなどのメディアの販売については、上記の販売手数料以外にカテゴリー成約料が発生します。例えばファッションカテゴリで月商300万円だった場合、カテゴリの販売手数料が15%ですので、45万円が手数料になります。月額登録料は安いですが、カテゴリによって上記の販売手数料がかかり、自社発送の場合は送料や梱包資材の費用も発生します。

Amazonに向いている商品

ただ、Amazonでは、見た目だけで魅力が伝わらない商品は売れにくいです。具体的に例を挙げると、食品や美容・健康関連商品などの商品説明が必要な商品です。逆に売れやすいのは、JANコードなどの製品コードのついた商品です。具体的には日用品や電化製品、ゲーム関係などのよく知られた商品です。

Amazonへの出店は比較的簡単と言えますが、一番の問題は、Amazon.co.jpという最強のライバルが存在することです。Amazonでは当然Amazon自体が商品を販売していますので、Amazonが販売者になっている商品と同じものを売ろうとしてもまず太刀打ちできません。

Amazonには「ショッピングカートボックス」という仕組みがあるのですが、その商品の中で一番目立つ位置に表示されることを「カートを取る」といいますが、Amazonが販売する商品は当然のようにカートを取っていますので、競合して販売することは容易ではありません。

また、Amazonは規約に抵触した場合にアカウント停止にされる確率が、国内のECモールよりも高めかもしれません。外資系企業なためなのかわかりませんが、予想しない理由でアカウント停止にされるケースもありますので、注意が必要です。

AmazonFBAとは

AmazonFBAとは、Amazonが提供している「フルフィルメントby Amazon(FBA)」というサービスです。FBAは商品の注文から販売、さらには在庫管理やクレーム対応などに至るまで、一括で対応してもらえます。

FBAを使用する際の、より具体的な流れは以下の通りです。

  1. ネットショップ:商品を仕入れる
  2. ネットショップ:仕入れた商品をamazonに出品、納品する
  3. amazon:売れた商品はAmazonが発送~クレーム対応まで行う

手数料は、商品サイズによっても異なりますが、例えば小型軽量の商品を取り扱いのであれば、コストを低く抑えることもできますので、自社の取り扱う商材によっては検討しても良いと思います。下記にAmazonFBAを利用した場合の手数料について記載してきますので参考にしてくださいね。

【AmazonFBAの手数料】
・在庫保管手数料
・配送代行手数料
・購入者返品手数料
・商品所有権の放棄手数料
・FBA商品ラベル貼り付け手数料

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2020年10月15日

au PAY マーケット(au Wowma!)の出店費用・手数料など特徴


2020年5月以降、ショッピングモールの「au Wowma!」は「au PAY マーケット」へ名称変更となります。日用品、グルメから、ファッション、インテリア、家電に至るまで、たくさんの商品やお店と出会える総合通販サイトです。ポイント大幅還元キャンペーンやお得なクーポンなどお得に楽しくネットショッピングができます。

au PAY マーケット(au Wowma!)には、「シンプル出店プラン」、「コミコミ出店プラン」という、二つの出店プランがあります。
コミコミ出店プランは、成約手数料に決済手数料まで含まれたプランです。シンプル出店プランは、出店者側で別途決済サービスを契約する必要があります。決済サービスは、通常3.7~4.7%程度の手数料が別途かかりますので、「コミコミ出店プラン」の方がお得と言えます。

どちらのプランも、初期費用は無料、月額固定費はどちらも4,800円(税抜)です。契約は一年契約で途中解約はできません。
【コミコミ出店プランの成約手数料】

出品カテゴリ売上
100万以下300万以下500万以下1000万以下5000万以下5000万超
レディースファッション
9.0%
8.8%
8.5%
7.8%
7.2%
6.5%
メンズファッション
ビューティ・コスメ
バッグ・財布・ファッション小物
ダイエット・健康
スマホ・タブレット・モバイル通信
コンタクトレンズ・カラコン
キッチン・食器・調理
おもちゃ・趣味
インナー・ルームウェア
グルメ・食品
9.0%
8.4%
8.1%
7.2%
6.6%
6.0%
スイーツ・お菓子
水・ソフトドリンク・お茶
キッズベビー・マタニティ
9.0%
7.7%
7.5%
6.6%
6.1%
5.5%
インテリア・寝具
スポーツ・アウトドア
アクセサリー・ジュエリー
日用品・文房具・手芸用品
ペットグッズ
カー用品・バイク用品
花・ガーデン・DIY工具
車・バイク
音楽・映像
9.0%
7.2%
6.8%
6.0%
5.5%
5.0%
ビール・ワイン・お酒
本・コミック・雑誌
医療・介護
テレビ・オーディオ・カメラ
9.0%
6.7%
6.1%
5.4%
5.0%
4.5%
ゲーム機・ゲームソフト
家電
パソコン・PC周辺機器
腕時計
楽器・音楽機器
チケット・金券・カタログギフト
9.0%
9.0%
9.0%
9.0%
9.0%
9.0%
送料
9.0%
8.8%
8.5%
7.8%
7.2%
6.5%
【シンプル出店プランの成約手数料】

出品カテゴリ売上
100万円以下300万円以下500万円以下1000万円以下5000万円以下5000万円超
レディースファッション6.5%6.3%6.0%5.3%4.7%4.0%
バッグ・財布・ファッション小物
スマホ・タブレット・モバイル通信
ビューティ・コスメ
メンズファッション
コンタクトレンズ・カラコン
ダイエット・健康
おもちゃ・趣味
インナー・ルームウェア
キッチン・食器・調理
グルメ・食品6.5%5.9%5.6%4.7%4.1%3.5%
スイーツ・お菓子
水・ソフトドリンク・お茶
キッズベビー・マタニティ6.5%5.2%5.0%4.1%3.6%3.0%
インテリア・寝具
スポーツ・アウトドア
アクセサリー・ジュエリー
日用品・文具品・手芸用品
ペットグッズ
カー用品・バイク用品
花・ガーデン・DIY用品
車・バイク
音楽・映像6.5%4.7%4.3%3.5%3.0%2.5%
ビール・ワイン・お酒
本・コミック・雑誌
医療・介護
テレビ・オーディオ・カメラ6.5%4.2%3.6%2.9%2.5%2.0%
ゲーム機・ゲームソフト
家電
パソコン・PC周辺機器
腕時計
楽器・音楽機器
チケット・金券・カタログギフト6.5%6.5%6.5%6.5%6.5%6.5%
送料6.5%6.3%6.0%5.3%4.7%4.0%
カテゴリ毎に見てみると、Amazonの販売手数料も意識しつつ、>au PAY マーケット(au Wowma!)に出品が少ない商材は手数料が安いという印象を受けます。

それでは、ここでも月商300万円でファッションカテゴリに出品した場合の売上シミュレーションは下記のようになります。送料は無料で計算しています。

今回は、レディースファッションで試算してみましたが、例えば家電やゲーム、パソコン関係の商品だと手数料が半分くらいになりますし、競合もファッションに比べれば少ないですが、現状あまり売れている印象がないので、難しい部分でもあります。

その他モールの手数料

主要なECモールは以上の4つですが、あと2つ、出店先として確認してほしいモールをご紹介します。1つは、Qoo10、もう1つはMAGASEEKとなります。

Qoo10の出店費用・手数料など特徴

Qoo10は、元は韓国GmarketというECモールの日本版でした。2012年5月に「Qoo10」に名称変更して、2018年にeBayが買収して現在の形になりました。客単価はあまり高くありませんが、共同購入が盛り上がりつつあり、イベントの実施や割引クーポンの配布もおこなっています。出店に関する費用は、初期費用と月額手数料は無料で、、売れた場合のみ、成約手数料が6~10%かかります。成約手数料は、共同購入の場合にも発生し、共同購入価格が2万円以上の場合は、6%、2万円未満の場合は8%かかります。

MAGASEEKの出店費用・手数料など特徴

続いてMAGASEEKは、ドコモ傘下のマガシーク株式会社が運営するファッション通販サイトです。マガシークでは全品送料無料をおこなっていて、タイムセールも頻繁におこなわれています。割引率も60%~70%の商品が非常に多いため、人気が高まっているECモールです。初期費用は無料ですが、販売手数料が一律35%かかります。また、商品を事前に物流倉庫へ納品しておく必要があります。

PayPayモールとYahoo!ショッピングの違い

PayPayモールの出店条件や手数料は?Yahoo!ショッピングとの違いやメリットを徹底解説

2020年8月17日

モール型ECサイトのランニングコストシミュレーション


各モールの出店費用や手数料について形式な説明をしてきましたが、ここでは、各モールの出店月のランニングコストについてシュミレーションしてみます。各モールで一体いくらの費用がかかるのでしょうか。

・月商:300万円
・商品カテゴリ:ファッション
・送料:無料

楽天市場のシミュレーション結果

がんばれ!プランの場合
370,300円+月額出店料19,500円=389,800円(税別)
スタンダードプランの場合
300,300円+月額出店料50,000円=350,300円(税別)
メガショッププランの場合
300,300円+月額出店料100,000円=400,300円(税別)
ライトプランの場合
325,300円+月額出店料39,800円=365,100円(税別)
※月額出店料は、毎月の支払いではなく、プランによって半年ごとの2回払いまたは一括支払いです。(ライトプランは3か月契約なので一括払い)

Yahoo!ショッピングのシミュレーション結果

ストアポイント原資負担(税込)1% 30,000 円
キャンペーン原資負担(税込)1.5% 45,000 円
アフィリエイトパートナー報酬原資1% 2,727 円
アフィリエイト手数料 818 円
決済サービス個別手数料 88,364 円
合計:166,909 円

Amazonのシミュレーション結果

売上3,000,000円×販売手数料15%=450,000円

au PAY マーケット(au Wowma!)のシミュレーション結果

月額費用       4,800円
ポイント原資(1%) 30,000円
手数料(8.8%)   264,000円
合計:298,800円

Qoo10のシミュレーション結果

サービス利用料(10%) 300,000円
合計:300,000円

MAGASEEKのシミュレーション結果

3,000,000円×35%=1,050,000円
手数料だけで見ると、yahooが圧倒的に安いです。ただ、上記はあくまでランニングコストですので、広告入稿やクーポン発行などの販促をした場合には追加費用が必要になりますので、注意して下さい。

ECモール出店に迷ったらご相談ください!

ここまで各モールの概要と手数料についてご紹介してきましたが、実際にどのモールに出店するかとなるとそれぞれ一長一短あるため悩むところだと思います。
私の経験則では、楽天とyahooには出店したほうが良いと思います。楽天は出店ハードルは高いですが、その分モールに対する信頼度が高いこと、そしてユーザー数の多さと客単価の高さがあります。Yahooは出店数が多いので、取り扱い商品によっては競合が多い可能性がありますが、ランニングコストの低さというメリットがあります。また、どちらのモールもイベントやクーポン配布なども積極的におこなっているため、販促のメリットがあると言えます。

初期費用の低いAmazonも良いですが、取扱商品によっては手数料が15%になる場合もあるのと、何よりAmazonが販売している商品と競合すると売上を挙げるのが非常に厳しくなること、そして競合となる出品者がいる商品の場合は、カートを取らないとなかなか売上につながりにくい点があるため、注意が必要です。

弊社では、今回ご紹介した、楽天、yahoo、Amazon、auWowma!、Qoo10、MAGASEEKの出店代行もおこなっております。初期設定から、店舗のデザイン、商品登録、商品撮影など、店舗運営に関する作業全般に対応可能です。「どのように出店すればよいかわからない」「もっと売上を伸ばしたい」「店舗運営に必要な作業を任せたい」という方は、ぜひ一度ご相談下さい。

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