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デジタルカメラの高画素時代。メリット・デメリットとは。

デジタルカメラが誕生して40年以上、世の中に普及し始めたのが90年代、30年と月日がたっています。
カメラが普及し始めた頃は、私はまだまだ子供で父親がフィルムカメラを使っている時代でした。

フィルムカメラは現像しなければ撮影した写真は分かりません。フィルムを現像する場所に暗室という暗闇になる部屋が必要です。
趣味で写真を撮られる方はお風呂場や押し入れで現像を行うことも珍しくはないでしょう。
父がお風呂場で写真を現像しているとは知らない私はそのままお風呂のドアを開けてこっぴどく叱られた事もあります。

また写真現像する方法はフィルムを現像所や町の写真屋さんに行って写真に焼いてもらう、今では少し面倒に感じますが、写真が仕上がるまでのワクワク感はとても楽しいものでした。

デジタルカメラになった今は、撮影した写真をその場ですぐ確認出来る事、フィルム枚数の制限はなく、メモリーカードの容量があれば何度も撮影ができる。スマートフォンで撮影してすぐ確認することなど当たり前になっています。

写真を現像を行うにはPCでの専用のソフトを使うことが当たり前になっていて、カメラとPCは切り離せないモノとなっています。

現在のカメラ

最初のデジタルカメラの画素数は28万画素ほど、実用性のあるカメラで100~200万画素とても少なく感じます。
今のスマートフォンに付いている小さなカメラでも800万画素はあり、カメラはとても速い速度で進化しています。

35mmフルサイズカメラではCanonがEOS5DsRにて5000万画素を超えるカメラを発表しました。

Sonyのミラーレスカメラα7Riiでは4000万画素を超えた高画素機を出してきて、世の中に高画素機が普及してきました。高画素=中判カメラというイメージは変わり、気軽に高画素機を使える時代になってきています。

画素数だけでは決められる事ではありませんが、画素数が増えることで撮影した写真はハッとする事も多く、私もsony α7Riiiの4240万画素のカメラを使っていて実感する事ばかりです。
あるカメラマンは高画素はロマンだという方もいます。

現在の高画素カメラのメリット

トリミングの利便性

トリミングで切り取る写真の解像度が保てる事はとても重要です。
4000万画素の機種で撮影した場合半分にトリミングしたとしても約2000万画素残り、詳細部分をはっきりと残せます。
トリミングしても画素数が多いので十分使える素材として残すことができます。

高画素による動画撮影

高画素による動画撮影も身近になりました。一部のカメラでは8Kでの撮影が可能になっています。
4Kで撮影できるカメラも増えてきて気軽に高画質での動画撮影ができます。

YouTubeやTikTokなど動画を投稿する動画配信プラットフォームを利用するユーザーが増えた事により、広告等にも動画が増えました。
YouTubeを見ていたら急に広告として動画が流れます。TVだけではなく、情報を流す事に動画を使用する事はCMを見る感覚で気軽に流せる事、ただ気軽すぎて流されて見られてしまう事もあります。
写真と文字だけではなく動画と言葉という伝え方も目的と意味が必要不可欠になります。

高画素機のデメリット

画素数の多さ

決められたセンサーサイズの中により多くの画素が入ると1つ1つの画素(ピクセル)が小さくなる。
1画素自体が小さいと光の取り込みが少ない光の取り込みが少ないとノイズの発生やダイナミックレンジの低下になり、画質の低下に繋がることがあるが撮影状況によってある。

ブレに弱い

ミラーショックによるブレだったり、シャッター時の手ブレだったりするのですがカメラ自体の性能が向上し手振れ補正などの機能が進化しているのですが、やはり高画素が故にブレやピントのズレは目立ちやすい。

高画素を引き出すレンズ

高画素カメラの性能を最大限に引き出すには、ある程度の解像度がある高性能なレンズが必要になってきます。

高画素機になって写真1枚あたりの容量が大きくなります。
データ容量が増える事で、現像やレタッチ処理をする際にPCのスペックやCPUが大切になって来ます。
RAW現像後のJPEG書き出し作業はCPU性能で処理能力が大きく変わってきます。
色補正やゆがみのレタッチを行う場合はCPUに大きな負荷がかかるため、あまりにも膨大なデータ量の場合作業中にソフトウェアが強制終了を起こす場合もあります。

CPU性能とストレージ速度、PCのスペックが追いつかず肝心のRAW現像が十分にできなく、ストレージが不足してデータ管理に困ることがあります。高画素の写真や動画を扱う際はPC環境も大切です。

今後の撮影には、高画素は必要不可欠になり、誰もが簡単に撮影できる環境であるからこそ、アマチュアとプロの堺は殆どなく、差を付ける為にワンランク上の撮影が求められて来てるでしょう。

商品撮影にも写真+動画が主流になって来るでしょう。
その商品の色はどうなのか、その場で商品を見て買えば問題ないですがネットショッピングでの購入には情報の伝え方は大切です。


どのような撮影を望んでいるのか?
満足する撮影をご希望でしたら、必要な情報を撮影する為には、しっかりしたイメージが必要となります。
この商品の伝えたい事、推しの部分は何処なのか?
商品の持っている魅力を分かりやすく撮影する為に商品情報やアピールポイントをクライアント側で明確にしておく事が不可欠になります。

株式会社ライフエスコートでは、様々な撮影に適した環境が整っております。撮影全般のご相談、ニーズに合わせた撮影を行っております。また、ECサイトの制作、運営も承りますので、ご興味を持たれました際はお気軽に当社までご相談ください。

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ABOUT US
多賀井隆之
2005年にEC支援フルサービスの提供をスタートのを皮切りに、2010年には完全自社で撮影できるスタジオ等を設立。実績は、一部上場企業ECサイト運用、輸入タイヤ通販会社経営、現在では別会社で小型家電をOEMで作りD2Cサイトを運営し、常にノウハウを検証しながら顧客へ売上改善、在庫最適化、作業効率化などを提供中

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