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Amazon初売りセールとは?万全の対策をしてしっかり集客しよう

Amazonには大型セールが1年に数回あり、商品を販売する出店・出品者にとっては売上のアップに大事なイベントです。なかでもAmazonの初売りセールは年内の中で最初のイベントであり、他にイベントと比べても売上を伸ばしたい事業者が参加することで知られています。

そこで、Amazon初売りセールの特徴や対策について押さえたいポイントを解説します。

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Amazonの初売りセールとは?

Amazonの初売りセールは、年始の1月初旬に大手モールAmazonが毎年開催しているセールのことです。数あるセールの中でも1年で最大の売上の伸びを誇っています。それだけ多くのユーザーから注目を浴びているわけです。商品販売の出店・出品者にとっては、売上を伸ばす機会として見逃せないセール期間といえるでしょう。

その年最初のセール

セール開催の時期として、1月最初の3日間というのがAmazonの初売りセールの定番です。去年は「1月3日の朝から1月6日の終日」、一昨年は「1月2日の朝から1月5日の終日」というように、毎年似たような時期と時間に開催されています。

ユーザーにとってもその年の最初にネット通販を利用する大きな機会となるため、普段は頻繁にAmazonを利用していない人も商品購入を積極的に検討するでしょう。つまり、Amazonの初売りセールを前提とした集客の準備をしておくことが出店・出品者には求められます。

手の届きにくい商品が手ごろな値段で買える

Amazonの商品は、Amazon公式と出店・出品者によって独自に価格を決めることができます。そのため、大型セールには高額商品や少し根の張る商品が価格を下げるのが通例です。ユーザーにとっては普段買えないアイテムを購入して手に入れるチャンスです。

特にAmazonは、ポイントやAmazonギフト券の消費を利用した買い物ができるため、1年で蓄えたポイントやギフトをユーザーが放出する格好の時期でしょう。セールと合わせて買い物に利用すれば格安で買物ができます。それに公式価格だけでなく、出店・出品者による価格を下げてのセール売出しをすれば、普段売れない価格高めの商品でも売ることが可能です。

「Amazon福袋」が販売される

Amazonの初売りセールには、通常の商品以外にもう1つ「Amazon福袋」が販売されます。福袋と名前がついているように、一般的に販売されている福袋のイメージとほぼ同じです。

福袋は普段ならまとめて商品をカートから購入しても大きな値下げにはならないところを「袋単位」の一定価格で販売します。加えて、セット売りでありながら、ユーザーが価格やテーマに応じて袋を選べるというメリットがあります。以上、Amazon福袋が人気の理由でもあるのです。

Amazon初売りセールの特徴

Amazon初売りセールには以下の3つの特徴があります。

プライム会員以外も参加可能

まず、Amazonは買い物をするときにお得なプライム会員と通常のログイン会員があり、Amazon初売りセールにはプライム会員以外でも参加が可能なことです。そのため、普段はプライム会員で頻繁に買い物をしておらずAmazon通販を使っていないユーザーであっても大勢が参加します。

セールがあっても「プライム会員だから関係ない」ではなく、誰でも参加できるセールイベントはユーザーにとって大きな味方です。それだけでなく、出店・出品者にしてみれば新規の顧客を獲得する機会として機能します。売上を高めるだけでなく、今後の継続的な利用者をプライム会員やそれ以外からも集客できるという特徴は大きな魅力です。

最大の目玉商品は「Amazon福袋」

Amazonの初売りセールは通常の商品価格を下げるだけでなく、目玉としての「Amazon福袋」があります。複数の商品をまとめて低価格で販売する形式で、Amazon福袋には中身の見えないおまかせの数点セットや中身の見える福袋など2種類を販売しています。基本は冬物を中心とした旬な商品や有名なブランド・メーカーの製品です。

特に人気の福袋はすぐに在庫がなくなるため、見つけたらすぐに購入を決断するというユーザーも珍しくありません。出店・出品者にとっては、これに乗じて自社製品や取扱商品を福袋を販売する絶好の機会でもあります。

じっくり選んで買い物

ごく短時間のタイムセールとは異なり、Amazon初売りセールは3日間あるためじっくり選んだうえで買い物をすることができます。普段は仕事で忙しくてゆっくり商品を見定められない人でも関連商品や検索でじっくり探して、時間をかけられるのが正月の休みです。

そのため、この時期にはネット通販を通じて買い物をする人が増えており、出店・出品者はその機に乗じてAmazon初売りセールを活用した集客や売上を目指せるのです。

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Amazon初売りセールへの対策

出店・出品者が集客や売上強化のためにできるAmazon初売りセールへの対策が次の6つです。

即効性のある広告を使う

Amazon初売りセールへの対策として、まずは即効性のある広告を活用することです。何週間も前から広告を使って露出することにより、集客を強化することができます。具体的には出稿の簡単な「Amazonスポンサープロダクト広告」での集客です。

また、検索エンジンから直接集客する場合やランディングページを活用する場合はGoogleの「リスティング広告」です。もちろん、商品の認知度を高めて売上を向上したいときは、コストパフォーマンスが高い「Amazonスポンサープロダクト広告」を使います。Amazon初売りセールでも活用したいおすすめの方法でしょう。

商品ページ内の情報を充実

Amazonは商品ごとに情報密度が異なっており、特に個別の出品者が新たな商品ページを構築している場合は情報が少なく、売上も伸びない傾向にあります。なぜなら、説明が不足している商品は、情報不足でユーザーにとって購入を即決することが難しいため、お気に入りやカートに入れることはあっても購入までに至らず、カゴ落ちする確率が高まるからです。

そこで、商品ページ内の情報を充実させて、コンバージョン率を上げることです。例えば、
ユーザーが商品をセール期間中に買いたいとするだけの説明や情報を盛り込みます。特にアパレル系の商品は写真・画像の重要性も高いため、商品ページに複数の商品画像をセットしておきましょう。

年間セールとの連続性を持たせる

販売ページの改善は、Amazon初売りセールの期間終了で売上の伸びを落とすのではなく、年間の売上にも貢献できるように継続的に考えることが重要です。そのために必要な検索エンジン順位の向上や売上の実績を踏まえた集客対策などをその後も継続します。以上を年間開催される各セールに合わせて調整し、その前後の日程で最大限の効果を発揮できるように対策するよう意識しましょう。

配送の品質をアップさせる

セール期間中は多くの売上に伴って配送が繁忙となります。しかし、配送の品質が下がると集客効果の低減や返品による利益率が減少するため、Amazonが提供する「FBA(フルフィルメント by Amazon)」を活用することが推奨されます。

ユーザーにしてみればプライムマークのある配送方法で安心感を得られるのです。配送日時(スピーディな輸送)や配送の品質など、一定のレベルで買い物をする場合は特にユーザーが意義します。ただし、FBAには少し手間と時間がかかるため、事前に用意することでセール前に使えるよう準備しておくことが大切です。

クーポンを発行

Amazonの販売画面では、出品者が商品に対してクーポンを発行しての割引特典を用意する仕組みがあります。クーポンにチェックを入れることで購入予定者は商品価格に反映し、割引を受けて支払いをすることが可能です。

当然ながら、支払いは自動的に決済画面で価格が引かれるのです。Amazon初売りセールでクーポンと併用することやクーポンで対象以外の商品までお得にすることで集客の拡大も期待できます。

中身が見える福袋の内容を充実

Amazon初売りセールでユーザーが期待する中身が見える福袋の内容を充実することも対策の1つです。ユーザーはAmazon初売りセールの開催にあわせて目玉となる福袋の内容をチェックします。

その際に、魅力的な商品やラインナップがあれば売上にも直結します。そのためには、大きな損をしない範囲でユーザーを引きつけるような福袋を用意しましょう。

年の初めのAmazon初売りセールでしっかり集客

年の最初にあるAmazon初売りセールはECモールの中でも大手のAmazonが開催することもあって、できる限り事業者が対策を施しておきたいところです。集客することを目標に、セールの機会に合わせた年内の総合的な売上の向上も見込めます。

ただし、対策するのは初売りセールだけに限らず、普段や年に数回あるセールの大型イベントを踏まえた連続性のあることを意識することが大切でしょう。

まとめ

今回はAmazon初売りセールの特徴や対策について取り上げました。Amazon初売りセールは年始で1月に3日間だけ開催される特別な大型セールイベントとして、ユーザーの多くが利用します。出店・出品者にとっては集客を高めて売上を伸ばす大きなチャンスでもあるのです。

セールを最大限活用するには、Amazon福袋やクーポン配布、広告による露出など対策を施し、年中を通じて連続性のある売上を意識することが重要です。

来年の2023年も1月の同時期にAmazon初売りセールを開催することが期待されますから、セールの特徴を踏まえたうえで上記を含む対策を実践しましょう。

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ABOUT US
多賀井隆之
2005年にEC支援フルサービスの提供をスタートのを皮切りに、2010年には完全自社で撮影できるスタジオ等を設立。実績は、一部上場企業ECサイト運用、輸入タイヤ通販会社経営、現在では別会社で小型家電をOEMで作りD2Cサイトを運営し、常にノウハウを検証しながら顧客へ売上改善、在庫最適化、作業効率化などを提供中

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