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ECサイトとは?今さら聞けない種類や必要な機能などを解説します!

ECサイトとは?

ECサイトとは?
ECサイトとは、Electronic Commerce(エレクトロニック・コマース)サイトの略称で、 「電子商取引」を意味します。PCやスマホ、タブレットなどのデバイスから注文を行うことで商品やサービスの売買が成り立っている商取引を指します。一言でいえば、インターネット上で商品・サービスの売買ができるサイトです

ECサイトを取り巻く現状

ECサイトを取り巻く現状
自分自身や周りを見てもEC通販を使われている人が確実に増えています。カタログ通販を使われていた人もスマートフォンを利用してEC通販を利用する流れになっています。
まずは実際の数値で見てみましょう。

右肩あがりの「BtoC,BtoB」市場
経済産業省が2019年5月16日に公表されたレポートからの引用になります。

国内電子商取引市場規模(BtoC及びBtoB)

平成30年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、18.0兆円(前年16.5兆円、前年比8.96%増)に拡大しています。また、平成30年の日本国内のBtoB-EC(企業間電子商取引)市場規模は344.2兆円(前年318.2兆円、前年比8.1%増)に拡大しています。
また、EC化率※1は、BtoC-ECで6.22%(前年比0.43ポイント増)、BtoB-ECで30.2%(前年比0.8ポイント増)と増加傾向にあり、商取引の電子化が引き続き進展しています。

また、BtoC-EC市場規模を分野別にみると、 対前年伸び率は物販系分野が8.12%(前年度:7.45%)、サービス系分野が11.59%(前年度:11.3%)となっており、これらの分野が成長市場であることが窺えます。

参考:「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」経済産業省/PDF

16兆5054億円から17兆9845億円と1兆4791億円増、前年比でこれだけ成長し続けています。
国内EC市場規模定義も確認しておきましょう。

【BtoC-EC 市場規模の定義】
本調査では、BtoC-EC市場規模を企業と消費者間での取引金額とする。ここでの消費者 へ販売とは家計が用を負担するも指し、消費財あって個人事業者の事業用途物品購入は原則として含めません。インターネットオクショやフリマサビス等、を用いて個人間で取引を行うCtoCや、電子申、税の電子申告等、政府がサービスを提供し、個人が対価を支払うGtoCについては、本調査の対象範囲外としている。

EC金額は、販売サイドの金額(販売額)を補足している。したがって、国内拠点に置く企業が国内で販売した製品・サービスの額を算入対象としており、国内から海外への販売(輸出)は含まれるが、海外から国内への販売(輸入)、国内事業者による海外生産の販売分、製品が国内を経由しない取引の金額は含めない。商取引の流れとBtoB-ECおよびBtoC-ECの算入範囲について、次の用に整理できる。

更にここは入っていない、市場フリマ系、ヤフーオークション、ラクマ(楽天)、メルカリなどの市場も大きいです。

【2018年度のフリマアプリ市場 6392億円】

【2018年の市場規模は1兆133億円】

日本は海外と違って店舗が本当に充実している中での成長はこの流れが変わらないということを示しているようです。又、旅行・金融・サービスなどの利用の成長率は物販以上に成長していて、今後も色々なサービスがでてきて利用されると思います。

ECサイトにはどんな種類があるのか

ECサイトにはどんな種類があるのか
主にECサイトには、「自社ECサイト」と「モール型サイト」の2種類があります。ECサイトは、個人で簡単に始められる時代になりました。ここでは、それぞれの特徴について説明していきます。

自社ECサイト

自社ECサイトとは、自社でドメインやサーバーを用意して、独自ドメインでECサイトを運営するサイトを指します。一般的にECサイト構築、ネットショップ開業などと表現する場合は、自社ECサイトを指します。

特徴
独自にECサイトを構築できるので、自由度の高いデザインでサイト構築ができます。しかし、Web制作ができる技術を始め、集客のためのSEO対策などのマーケティング施策も自社で行う必要があります。そのため、ある程度、知名度の高い企業や、実店舗での実績がある会社が、自社ECサイトに参入することが多いです。
《参考企業》ユニクロ、無印、アップル など

モール型ECサイト

「モール型ECサイト」とは、モール(商店街)のように、1つの場所に複数のショップが出店しているECサイトを指します。代表的なものとしては楽天市場(テナント型モール)やAmazon(マーケットプレイス型モール)などがあります。

特徴
出店や販売の際にはテナント料やロイヤリティ等の手数料が発生するものの、モール自体が持つ集客力を利用できるのが魅力です。個人経営で従業員が少ない、開業して間もないお店などコストが掛かっても早期に集客したいという場合にはメリットが大きい形態と言えるでしょう。
《参考企業》楽天市場、Amazon、Yahooショッピング など

ECサイトに必要な機能

ECサイトにはどのような機能を準備しておく必要があるのでしょうか。ユーザーが、サイトにたどり着き、商品を購入し自宅に届くまでに必要な機能は多数あります。自社ECサイトでもモール型でも準備するべき機能はほぼ同じです。

 フロントサイトに必要な機能

種類 説明
マイページ 会員登録を行ったユーザーに与えられる個人のページ。購入履歴や住所や電話番号といった会員情報の変更や退会ができる機能などが必要です。
商品検索 ユーザーが商品を探すときに使用する検索機能。基本は、カテゴリー、ブランド、価格帯、サイズなどですが、キーワードを入れて検索できるキーワード検索も必要です。様々なパターンで商品を探せるようにしておくことで、サイトの利便性を高めることができます。
ショッピングカート ECサイトで顧客が購入する商品を入れておく場所。別名、買い物かごという言い方をします。カート画面でのカゴ落ちを防ぐため、分かりやすく入力の手間がかからないページ遷移が求められます。
決済 ECサイトでの決済方法には、クレジットカード決済をはじめ、銀行振込、代金引換、コンビニ決済、電子マネーなどがあります。複数の決済方法から選べる方が便利ですが、別途決済代行会社などとの契約が必要であり、手数料がかかります。
セキュリティ お客様に安心して買い物をしていただくために、購入者の個人情報データなどを保護するSSL(暗号化通信)の導入は必須です。個人情報の流出などの被害が発生することで、サービス停止などの非常事態に陥ります。セキュリティに関する理解を深めて、十分な機能を備えることは運営者として必須です。
ショッピングガイド 注文方法、支払い方法、発送方法、キャンセル方法、返品方法など、商品を購入する際の疑問や不安を解消するためのFAQページが必要です。

バックエンドに必要な機能

種類 説明
受注管理・配送管理 受注管理は商品の注文から入金までの管理で、配送管理は商品の配送手配をするまでの管理といいます。一連の作業をスムーズに行う仕組みがあれば、顧客満足度をアップすることができます。
在庫管理・商品発注 ECサイトにおいても在庫管理は必要不可欠です。商品の品切れによって販売チャンスを逃さず、一方、過剰在庫にならないよう、適切な在庫調整を行う仕組みが必要です。
顧客管理 名前や住所などの基本情報はもちろん、購入履歴、購入頻度、会員ランクなど、細かく区分して管理する必要があります。リピーター顧客を育てるためにも顧客管理は重要です。
売上集計 金額や販売店数など売上関連以外のデータの集計が必要です。例えば、商品ごとのクリック数、閲覧時間、カートからの削除率などを集計し、サイトのデザインなどを改善することは売上アップにつながります。

積極的に取り入れたい便利機能

種類 説明
レビュー・口コミ 手元に届いた商品を使用した感想などを顧客が書き込みできる機能。商品の客観的な評価は、他の顧客にとって参考になるため口コミ効果が生まれます。
商品ランキング 人気のある商品や売り上げの大きい商品をランキング形式で表示させる機能です。ランキング機能があることで、お店の人気商品が可視化でき、購入の動機付けの一つになる。
ブログ設置 商品やサービスの情報だけでなく、サイトの運営者や店舗で働くスタッフがをブログを更新することで、サイトに親近感や安心感が増し、お店のファンづくりにもつながります。
SNS連携 TwitterやInstagramといったSNSの「いいね」や「シェア」機能は、商品やサービスを多くの人に知ってもらうのに有効です。商品紹介や使い方などを写真や動画載せると効果的です。

 

作業効率をアップさせるために外注を検討する

作業効率をアップさせるために外注を検討する
上記のようにECサイトは構築から運営、管理まで様々な業務が必要となります。特に、自社でECサイトを立ち上げ、EC担当を設けたが、一体どういった形で運営すればいいのか分からないという声をよく聞きます。 ECサイトの運営は、スピード感が顧客満足度につながると言っても過言ではありません。

しかし、ECサイトの運営業務を自社で行う場合、非常に多くの人員、工数が必要になります。また、クレームをはじめとしたお客様対応、返品などが多いのが物流業界の特徴の一つです。そう言った労力をその業務の専門家に外注することで、商品開発やプロモーション、マーケティングなど「売るため」に必要な仕事に当てることができます。

 ここでは、ECサイトの運営で特に重要なささげ業務(撮影、採寸、原稿)について、外注に頼むメリットを紹介したいと思います。

 ささげ業務「撮影」を頼むメリット

商品が購入につながるか否かは、写真のクオリティにあると言っても過言ではありません。同じ商品でもプロが撮影した写真と写真に詳しくない人が撮影した写真では圧倒的な違いがあります。

最近では、スマートフォンのカメラ性能が上がり、自社で簡単に撮影するなんて話も耳にします。商品写真は、単に商品を綺麗に撮影すれば良いというわけではなく、商品の特徴や色合いを正確に伝える必要があります。商品の点数が多い場合、膨大な作業になります。

ささげ業務の「撮影」を専門に扱う業者の中には、スタジオ撮影やモデル撮影、屋外でのロケ撮影にも対応できるスタッフが常駐しています。商品の売上を左右する「撮影」は、プロに任せることをおすすめします。

 

ささげ業務「採寸」を頼むメリット

試着ができないネットショッピングを運営する上で「採寸」業務は、非常に重要です。間違った方法で採寸することは、クレームや返品につながりかねません。特に、女性服は複雑なデザインのものが多く、計測しづい、どこを計ったら良いか分からないものもあります。

 慣れていない人が採寸作業をしてしまうと、正確なサイズが計測できなかったり、時間がかかりすぎてしまったりと、作業効率が良いとはいえません。

 「採寸」作業にはいくつかポイントがあります。ささげ業務を専門に代行している業者は、

アパレル商品の採寸を行っているため多くの実績があります。正確でスピーディーな作業を求めるならば「採寸」は、プロに任せることをおすすめします。
 

ささげ業務「原稿」を頼むメリット

ささげ業務の「原稿」は、商品の説明文に相当するものですが、その商品の魅力を売り出すため非常に重要です。試着やサービスを試すことができないユーザーは、写真、説明文が購入の決め手となります。

 たとえば、アパレル業界ならば着てみたくなるような、食品業界ならば口にしてみたくなるようなキャッチーで魅力溢れるフレーズが必要になります。文章を考えるということは誰でもできるように思われがちですが、想像以上に手間がかかる作業です。そのため、ささげ業務の中でも「原稿」を外注に頼むケースは、非常に多いです。

ECサイトまとめ

EC業界の急成長により、ECサイトの数は年々増え続けています。また、今では個人で簡単にECサイトを制作・運営できる時代となりました。個人が、年商1億円のECサイトを運営するも決して夢物語ではありません。

株式会社ライフエスコートは、「コンサルティング、プロモーション、システム相談および開発、撮影、制作、運用、レポート、改善」などECビジネスのサポートを行っています。初めてECサイトを立ち上げた方、売り上げが伸び悩んでいる方、人材不足でお悩みの方など。悩みが異なるクライアント様ごとにサポート内容をカスタマイズして柔軟に提供しています。まずは、お気軽にご相談ください。

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ABOUT US
多賀井隆之
2005年にEC支援フルサービスの提供をスタートのを皮切りに、2010年には完全自社で撮影できるスタジオ等を設立。実績は、一部上場企業ECサイト運用、輸入タイヤ通販会社経営、現在では別会社で小型家電をOEMで作りD2Cサイトを運営し、常にノウハウを検証しながら顧客へ売上改善、在庫最適化、作業効率化などを提供中

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