ライブコマースの始め方とは?仕組みを理解し、集客につなげよう

ライブコマースと呼ばれる新たな販売形態をご存知でしょうか?

オンラインでモノを購入することが当たり前となった昨今ですが、ライブコマースはECとライブ配信を融合させた販売手法として、特に中国で盛り上がっています。

今回の記事では、ライブコマースがどのように活用されているのか、基本的な仕組みやメリット・デメリットについて具体的にご紹介していきます。

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ライブコマースとは?

ライブコマースを一言でお伝えすると、「ライブ配信でモノ・コトを売る」販売形態です。

販売側はSNSなどでライブ配信をしながら商品説明などをし、購買や来店の促進を行います。

ライブコマースの魅力

ECサイトでのお買い物と明確に違う点は、顧客体験です。

例えばECサイトで洋服を購入する際、画像や商品説明を見ても実際のサイズや色味など気になる点が多いこともあるでしょう。

しかしライブコマースでは、静止画やテキストでは伝わりにくい商品の質感などが、映像を通してより鮮明に伝えることができます。

また、視聴者が疑問に思ったことなどをコメントすることで、配信者がリアルタイムで回答することができます。

このようにインタラクティブな接客を提供し、視聴者の悩みや疑問をその場で解消できる点がライブコマースの魅力です。

ライブコマースの市場規模

続いてライブコマースの市場規模についてです。

ライブコマースは現在、世界のいくつかの国で市場を拡大しています。

中国の市場規模

ライブコマース先進国である中国では、2018年時点で40億ドル以上の市場規模を記録していました。

オンラインを使った販売自体が全体の約35%を占める中国では、ライブコマースも著しい成長を遂げたのです。

ライブコマースがすぐに浸透していった理由として、購入の際に信用できるという点が大きいです。

中国のライブコマースに出演するのは、有名人やKOL(Key Opinion Leader)と呼ばれるインフルエンサーが多く、「この人なら信頼して買い物できる」と視聴者が多く集まります。

参考資料:デロイト(Deloitte)

日本の市場規模

続いて、日本におけるライブコマースの現状をお伝えします。

ライブコマースが日本に浸透し出したのは2017年頃ですが、認知度や普及率など伸び悩んでいるのが現状です。

日本では2017年に、LiveShop!やPinQulといったライブコマースアプリのローンチが相次ぎ、利用されるようになりました。

しかし、現在はPinQulがサービス終了していることなど、2017年当初の盛り上がりは見られません。

最近のコロナ禍では、非接触且つ自宅にいながらショッピングが楽しめるEC販売に注目が集まっています。

そしてEC販売のメリットに加え、コミュニケーションを通じた接客を受けられるライブコマースは多くのユーザーの需要に合致するでしょう。

そのため、コロナ禍という状況下において、ライブコマースは今後日本国内においてもさらに加速していくと予想されます。

ライブコマースのメリット・デメリット

次に、ライブコマースのメリット・デメリットについてご紹介します。

EC販売のデメリットを解消してくれる

まず一つ目に、EC販売のデメリットを解消してくれるというメリットがあります。

EC販売は利用者も多く、需要も年々伸びていますが、その中でもまだECサイトでの購入に不安を持つユーザーもいます。

やはり商品を実際に手に取れないという側面がデメリットとなり、ユーザーが購入を躊躇してしまう要因と言えます。

しかし、ライブコマースでは配信者が実際に商品をその場で使用し、感じたことを表情や言葉で分かりやすく伝えてくれます。

また疑問に思ったことはすぐにチャット機能を用いて質問することができ、商品イメージが浮かばないという不安を解消することができます。

インフルエンサーの活用でリーチが広がる

二つ目に、インフルエンサーの活用によるメリットです。

企業やブランドによって異なりますが、社内スタッフではなくインフルエンサーを起用するケースも多くあります。

すると、これまで接点のなかった層や今までのマーケティングではリーチできなかった潜在顧客にもブランドを認知してもらうことができます。

このようにインフルエンサーのファンの方にライブ配信を見てもらい、自社ブランド・製品のファンにもなってもらうというのが二つ目のメリットです。

集客力が必要

三つ目に、集客力が必要という難点です。

ライブコマースの実施には、視聴者の存在が必要不可欠です。

せっかく配信をスタートしても視聴者の数が少なければ効果は少なく、また視聴者数はブランド力にも直結するため、視聴者が少なければユーザーのブランドに対する信頼低下に繋がります。

日頃からSNSやWEBサイトを積極的に運用しフォロワーの数を増やし、ライブコマースの配信はインフルエンサーに依頼するなど、事前に集客のための戦略を講じましょう。

トラブルの恐れも

四つ目に、トラブル発生のリスクがあるというデメリットについてです。

ライブ配信であるがゆえに、突然ネット回線が悪くなってしまったりコメント荒らしに見舞われたりなど、配信中思いもよらぬトラブルが起こる可能性があります。

トラブルの発生は、配信中視聴者の方に迷惑がかかるだけでなく、今後世間が抱くブランドイメージにも大いに関わってきます。

事前に対策できるリスクは対応し、万一トラブルが発生してしまった際のガイドラインについても話し合い作成しておくと良いでしょう。

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ライブコマースを成功させる3つのポイント

続いて、ライブコマースを成功させるためのポイントを3つご紹介します。

配信者の選定を慎重に行う

まず一つ目に、配信者の選定を慎重に行うということです。

先述の通り、ライブ配信であるためその時間にどのくらいの視聴者を集めることができるかが肝心となります。

ライブコマースは社内で行う場合と社外の人材に依頼をし配信する場合がありますが、どちらにも注意点があります。

社内で行う場合、商品の魅力や価値について理解はしているものの、それを大勢の視聴者の前で伝えることが難しい場合が多くあります。

また、社外に依頼する場合はその逆です。正しく商品理解をしてもらうために社内スタッフとの密なコミュニケーションが必要となるでしょう。

このように、配信者が誰になっても様々な準備が必要となります。

ただ時間や労力だけでなく、インフルエンサーを起用するなど社外に依頼するにはコストもかかります。

集客に大きな問題がない場合、商品知識があって人前でしっかりとプレゼンできる社員を選定すると良いでしょう。

販売促進の施策を実施

二つ目に、販売促進のための施策を用意することです。

例えば、ライブ配信に合わせてタイムセールや数量限定販売、視聴者限定でクーポンを配布するなどの施策があります。

せっかく多くのユーザーが視聴してくれたとしても、商品購入に繋がらなければ効果があったとは言えません。

商品購入まで繋げるためにも、ユーザーの購買意欲を刺激する施策を考え実施しましょう。

データ分析し、次回に活かす

三つ目に、配信後データ分析をすることです。

視聴者数や購入件数、売れ行きの傾向などのデータを分析することで、ライブ配信の効果を測定します。

この作業を通して、ライブ配信向きの商品や時間帯などを把握し次回の配信内容を決定します。

他にもアーカイブを見直すことで、視聴者から頂いたコメントやリアクションを振り返り、商品企画や開発に生かすこともできるでしょう。

ライブコマースに役立つサービス・ツール

最後に、ライブコマースに役立つサービスやツールについて主な3つをご紹介します。

Instagram

まず一つ目に、Instagramです。

若者だけでなく幅広い年齢層に親しまれるInstagramですが、とてもライブコマースと相性の良いSNSだと言えます。

元々テキストではなく写真や動画など視覚コンテンツをメインとしたサービスであるため、多くのブランドがアカウントを立ち上げライブ配信も行っています。

特にアパレルや化粧品ブランドなどは、インフルエンサーの起用も目立っています。

Yahoo!ショッピングライブ

二つ目に、Yahoo!ショッピングライブです。

こちらはYahoo!ショッピングの各出店ストアが気軽にライブ配信できるサービスです。

他のライブコマースサービスとは異なり法人出店者向けの機能であり、配信を行うには出店者アカウントの取得が必要になります。

SHOPROOM

三つ目に、ライブ配信プラットフォームSHOWROOM内にあるSHOPROOMです。

スマートフォンのアプリとパソコンのブラウザどちらからでも視聴可能であり、配信を見ながらECサイトを経由せず、アプリ上で商品購入できるのが特徴です。

ライブ配信のプラットフォームとして若い世代を中心に認知度が高く、インフルエンサーを起用したライブコマースも多く見られます。

EC市場でリードできるようお手伝いします

今回の記事ではライブコマースの基本的な仕組みや成功のポイントについてご紹介しました。

コロナ禍でECの需要が、そして5Gの普及によって動画コンテンツの需要が高まる今後、より日本国内でもライブコマースの需要は高まっていくと予測されます。

是非新たな販売手法として、ライブ配信を検討してみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

2005年にEC支援フルサービスの提供をスタートのを皮切りに、2010年には完全自社で撮影できるスタジオ等を設立。実績は、一部上場企業ECサイト運用、輸入タイヤ通販会社経営、現在では別会社で小型家電をOEMで作りD2Cサイトを運営し、常にノウハウを検証しながら顧客へ売上改善、在庫最適化、作業効率化などを提供中

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