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yahooショッピングに出店する方法とは?メリット・デメリットや向き不向きを解説

知名度の高いECモールの中でも国内有数のショップがyahooショッピングです。

しかし、yahooショッピングに出店するかどうかを迷っている人もいるでしょう。例えば、自分がahooショッピングの出店に向いているのかよくわからない人などです。

そこで、yahooショッピングに出店する方法やメリット・デメリットを紹介し、その特徴から出店に向いている人を解説します。

yahooショッピングの特徴とは

yahooショッピングは、yahooがEC事業者に商品販売の機会を提供している大手ECモールのサービスです。ショップ内にストアの出店ができます。

事業者は出店申請をして申し込むことで、このショップ販売に参加することができます。yahooショッピングにはyahooユーザーや検索からの流入者が買い物に訪れるため、多くの集客が見込めるのです。

特にyahooのポータルサイトはEC以外のユーザーも多く、潜在顧客や見込み顧客が確保できるでしょう。

それに国内でもNo.3に入る知名度があります。似たサービスに有名な楽天やAmazonがありますが、yahooショッピングは出店しやすく、事業者からの信頼性にも優れているのです。

yahooショッピングに出店するメリット

yahooショッピングにはEC事業者が出店するうえでいくつかのメリットがあります。ここでは、以下の2つのメリットを紹介します。

出店コストがかからない

まずyahooショッピングに出店するメリットは、新規出店にかかるコストが発生しないことです。

yahooショッピングの料金はあらかじめ決まっていて、そのなかで出店費用は0円の無料です。つまり、最初の出店費用のかかるECモールとは違い、初期費用が発生しないという魅力があるのです。

また、yahooショッピングの料金体系には、月額コストも発生しないことが知られています。出店した後、毎月かかる固定費用の負担もありません。

ただし、全てが無料というわけではなく、手数料のかかる必須の手数料やオプション、決済手数料もあるため、注意が必要でしょう。

外部リンクが許可されている

ECモールへの出店時には運営会社が定めた規則があり、さまざまな制約があります。

中でも多いのが外部リンクの不許可です。しかし、yahooショッピングでは、外部リンクを出店時に許可しており、自由に自社の独自ECサイトにリンクを送ることができます。

yahooショッピングを経由して、自社サイトに見込み顧客を送り、ファンを育てることもできます。また、リピーターとして継続的に自社商品や自社のサイト利用を促すことも可能です。

ただし、yahooショッピングでポイント狙いの顧客は、自社のECサイトで買わせるのが難しいこともあるでしょう。

外部リンクを送る目的は、どちらで買わせたいのかにもよります。集客優先か利益優先か、効果的なほうを判断して利用することが重要です。

yahooショッピングに出店するデメリット

yahooショッピングに出店することはメリットばかりでなく、次のようなデメリットもあります。

競合が多い

yahooショッピングに出店するときのデメリットは、単純に競合他社の数が多いことです。yahooショッピングにはすでに117万店舗以上が参入しています。

「出店がしやすい」というメリットは、裏を返せば、中小規模の事業者が簡単に参入しやすくなることです。そのため、出店数が増えて、1人の顧客を同じyahooショッピングサイト内で取り合う形となります。

特に新規出店したばかりのEC事業者にとっては、yahooショッピングの中で競合が多いため、売上が上手く伸びないこともあるでしょう。

結果的に広告を使うケースも

競合の多いyahooショッピングで集客を増やすには、結果的に広告を使用しなくてはならなくなるケースが多々あります。

特にショップ内検索で上位に載せられない、検索エンジンからの流入も難しいとなれば、あまり利用者が増えません。その結果、有料のプロモーション・PR広告として「PRオプション」を利用することになるのです。

広告のシステムは、30%までの料率が設定できるため、自社でパーセンテージを選択することができます。ただし、上位にするための料率高いほど順位が上がるため、費用負担が増します。

広告利用は十分に費用対効果を考えてから行う必要があります。

yahooショッピングに出店する流れ

ここでは、yahooショッピングに出店する一連の流れについて解説します。出店には大きく分けて以下の5つのステップがあります。

出店に必要な情報を準備

yahooショッピングに出店するときはまず、いきなり出店を申請するのではなく、前準備をしておきます。

準備不足の状態でいざ申請しようとしても必要なものが足りずに、準備で中断せざるを得なくなります。

必要なものは、このタイミングで全て揃えておくのです。

  • Yahoo!JAPAN ID
  • 会社情報
  • 代表者情報
  • クレジットカード情報
  • 銀行口座情報
  • 身分証、住民税の納税証明書、開業届け
  • 出店予定商材情報

特にクレジットカードや書類の情報は揃えるのに時間がかかるため、事前に用意しておきましょう。

出店審査を受ける

必要な情報が揃ったらyahooショッピングのサイトから出店の申請を行います。そのときにあるのが出店審査です。

出店審査では、集めた情報からyahooショッピングの担当者が出店の可否を判断します。なかでも、免許が必要な「出店予定商材情報」があった場合は審査日数がかかることです。

審査には、2日から10日ほどの日数を目安に待ちます。このとき、yahooショッピングから電話がかかってくるので必ず出るようにしましょう。

出店審査を通過したら開店準備をする

出店審査に通過したら、今度は開店準備を進めるステップです。

開店準備には、「ストアクリエイターPro」からアカウントにログインして、各種設定を行います。

  • トップページ
  • ストアデザイン
  • 商品ページ(出品登録)
  • カテゴリページ
  • 会社情報
  • ストア情報
  • 送料・支払い方法
  • 配送方法
  • カート
  • ストアガイド・キャンセル規約の入力
  • プライバシーポリシー

これらにはマニュアルが用意してあるため、それを見ながら設定を進めましょう。

開店審査を受ける

開店準備が整い、設定が完了したら、開店審査を受けます。

開店審査は設定したストアをもとに判断されます。開店準備は設定数が多く、ミスをする人もいるため、不備があれば修正となって対応が必要です。

しかし、設定をきちんと行えていて、出店に問題ないと判断されればそのまま出店の流れとなります。

開店審査を通過したら開店する

開店審査に通ったら、その時点で実際にストアとして開店ができます。

ただし、開店審査が通るまでの日数は「出店予定商材情報」によっても違いがあるようです。

開店したということは商品が売れた際に販売対応なども開始されるのです。

yahooショッピングに出店する際の心構え

yahooショッピングは、出店する際にある程度の心構えで挑むことが大切です。

まずは、出店の代理販売があるサービスとは異なり、丸投げできるシステムにはなっていません。yahooショッピングに出店する場合は、自社でショップの構築や発送など、担当者や個人がすべての作業を一通り行う必要があります。

特に外注せずに発送までのサプライチェーンを管理して、それらを作業するのは大変です。最初は発注の数が少なくても知名度が上がり人気になれば、流通量が増えて手が回らなくなることも考えておかなければなりません。

また、yahooショッピングでは出店申請に何度も挑戦する心構えが必要です。

ちょっとした記載ミスでも審査に落ちるため、そこであきらめてしまう必要はないのです。yahooショッピングは何度でも申請ができます。

一度落ちてもまたチャレンジすることで、上手くいけば審査通過で出店を目指せるでしょう。出店審査の詳しいことに関しては他の記事をご覧ください。

〉出店審査記事の内部リンク

yahooショッピング出店に向いている人

yahooショッピングは他のECモールとは少し違った特徴があります。人によって出店のしやすさや運営まわりの効率も変わってきます。そこで、出店に向いているのが以下の人です。

ショップの構築がじっくりできる人

yahooショッピング出店に向いている人として、ショップの構築がじっくり可能な人が挙げられます。

yahooショッピングは、ストアを開店する際に、ショップを1から作って商品を販売する仕組みです。基本的なデザインやテンプレートは存在しますが、基本的に無料では1つしか種類がなく、他社と差をつけるなら専用サイトのショップ構築が必要です。

そのため、ショップの構築がじっくりできる人が向いているのです。

自分で商品を発送できる

yahooショッピングは出荷や配送代行を含まないため、自分で手続きして作業も行うことが求められます。

そのため、yahooショッピングに出店する場合は、自分で商品を発送できる人が向いているのです。

ただし、外注して商品管理の代行を依頼できる人は、その限りではありません。もちろん、外注には費用がかかるため、しっかり売上を出して採算が取れる必要があるでしょう。

SEOや広告について考えられる人

出店数の多いyahooショッピングでは、SEOや広告を意識せずに出店しても上手く集客や売上が伸びません。

そのため、SEOや広告について考えられる人が向いています。

SEOは検索エンジンのシステムから上位表示する方法を考えて、施策をすることです。また、広告は、yahooショッピング内のものを検討して上手く活用することです。

これらを上手に考えて工夫できる人が向いているのです。

yahooショッピングの特徴を知って出店しよう

yahooショッピングには、他のECモールとは異なる特徴がいくつかあります。特徴によって、出店するのに自分にあっているのかを見極めることが大事です。

出店しても売上が伸び悩んで「集客に失敗する」、「作業負担が大きい」などの事例では、自分にあっていないECモールを使っている事が考えられるのです。

それを避けて、自分にぴったりなECモールでショップを開店しましょう。

また、yahooショッピングは出店審査に落ちてももういちど準備して再チャレンジすれば審査を受けることができます。それで審査通過できれば、出店までの道が拓けるのです。

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まとめ

今回は、yahooショッピングに出店する方法やメリット・デメリットについて解説しました。

yahooショッピングには特徴にあったメリットデメリットがあり、出店を希望する人は自分にあっていることを確認して、審査を受けることが大切です。

ただし、審査に通らない理由がわからない人がどうしてもyahooショッピングでストアを出店したい場合は、プロに相談しましょう。

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ABOUT US
多賀井隆之
2005年にEC支援フルサービスの提供をスタートのを皮切りに、2010年には完全自社で撮影できるスタジオ等を設立。実績は、一部上場企業ECサイト運用、輸入タイヤ通販会社経営、現在では別会社で小型家電をOEMで作りD2Cサイトを運営し、常にノウハウを検証しながら顧客へ売上改善、在庫最適化、作業効率化などを提供中

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