動画広告の効果的な拡散方法とは?SNSを使った拡散方法を詳しく解説します

動画広告の効果的な拡散方法

Webサイト集客や商品・サービス告知のために動画を制作したものの、思うように視聴数が伸びずにうまくいかなかった経験がある方は少なくないでしょう。YouTubeや自社サイトに掲載しただけでは狙っているターゲットの目に触れることは難しいものです。

動画は「制作したら終わり」ではなく、制作後に多くのユーザーに視聴してもらう施策を行うことがとても大切です。特に今の生活に欠かせないメディアとなったSNSへの広告配信は、効率的に露出を高める方法としてぜひ検討したいものです。

この記事では、動画広告を拡散させるための方法とSNSへ動画広告を配信できる各種メディアの特徴について紹介します。

動画を制作しても見られなければ意味がない

動画を制作しても見られなければ意味がない
スマホでの動画視聴が当たり前になり、それに合わせて動画形式の広告もよく見かけるようになりました。動画は静止画やテキストよりもユーザーの目を惹きやすく情報量も多いため、ECサイト運営社でも動画広告を活用するところが増えてきています。

しかし「質が高く素晴らしい動画を制作すれば、自然に多くのユーザーに見てもらえる」と考えるのは間違いです。自らユーザーの目に触れる機会を作り、興味を持ってもらえるように努力をしなければ、どんなに良い内容でも埋もれてしまって本来期待した効果が得られません。

自社で作成した動画を多くのユーザーに見てもらうためには、「コンテンツで勝負して拡散を期待する」または「費用を支払って人目に触れるようにする」といった、なんらかのアクションが必要です。

動画広告を拡散させる5つの方法

動画広告を拡散させる5つの方法
動画を拡散させるためにはさまざまな方法がありますが、ここでは代表的な方法を5つ紹介します。

①シェアしてもらう【無料】

一つめは、SNSでユーザーにシェアしてもらうことです。短期間に大量にシェアされ話題になることを指す「バズる」という表現がありますが、多くの人にシェアしてもらうことで等比級数的に閲覧数が増えていきます。最近ではSNS上で話題になった内容をWebメディアやテレビや取り上げることも増えているので、そうなるとさらに閲覧数が増えていきます。商品やブランドの認知を高めるのに適した方法です。

シェアしてもらうメリットは、費用をかけずに多くの人の目にとまることです。デメリットは、必ずシェアされるかどうかはやってみなくてはわからないことです。シェアしてもらうためには、コンテンツとして魅力的な内容である、インパクトがある等、誰かに伝えたくなるような内容である必要があります。

②リリースを送付する【無料・有料】

二つめは、リリースを送付してWebメディア等に取り上げてもらう方法です。多くのWebメディアではリリース情報を受け付けており、話題性があるものを取り上げてニュースとして掲載しています。無料で業界紙やWebメディアにリリースを送付する方法のほか、PR TIMESのような有料リリース配信サービスを利用することで、提携先のWebメディアへ掲載することができます。配信費用は、PR TIMESで1配信3万円、定額プランだと月7~8万円で何回でも配信できます。

リリースを送付するメリットは、リリース内容に基づくため掲載内容をコントロールしやすいことです。デメリットは、ターゲット自身が検索や情報収集を行わないと目に触れる機会が少ないことです。また無料でリリース配信する場合トは送付したリリースが必ず掲載されるとは限らないこともデメリットです。

③インフルエンサーに拡散してもらう【有料】

三つめは、SNS等で影響力を持つユーザー(インフルエンサー)に依頼して拡散してもらう方法です。インフルエンサーからフォロワーに拡散し、さらにその先に拡散される流れで多くのユーザーに動画を視聴してもらえます。インフルエンサーマーケティングとも呼ばれる手法です。商品の認知度を高める目的で利用するのに適しています。

この場合は、動画広告を作成して拡散してもらうというよりは、インフルエンサーに商品・サービスを紹介してもらう形になるのが一般的です。費用感としては、1フォロワーあたり2~4円程度が相場だという調査結果があり、フォロワー数が10万のインフルエンサーであれば20万円~40万円程度となります。

ユーザーからコンテンツとして受け入れられやすいことや、そのインフルエンサーのフォロワーへ向けた配信になるためターゲットを把握しやすいことがメリットです。デメリットは、逆に広告感が強いとユーザーに受け入れられない可能性があることです。

④Webサイトに出稿する【有料】

四つめは、Googleのアウトストリーム広告のように動画広告をWebサイトに配信する方法です。Googleの場合はYouTube以外のWebサイトに配信され、料金も2 秒以上視聴された場合にのみ発生するので無駄な費用が抑えられます。普段SNSや動画共有サイトを利用していない層に対してリーチできることがメリットです。

⑤SNSに出稿する【有料】

五つめは、InstagramやTwitterのようなSNSに広告を出す方法です。細かなターゲティングができることや、ユーザーにシェアされやすいことがメリットです。次からは、SNSへ動画広告を配信する前に理解しておきたい各メディアの特徴を紹介します。

YouTubeに動画広告を出稿する

YouTubeに動画広告を出稿する
YouTubeは国内でも圧倒的な知名度を誇る動画共有サイトです。動画広告ではスキップ可能なインストリーム広告、スキップ不可のインストリーム広告、TrueView ディスカバリー広告、バンパー広告など全部で6種類の配信面が選べます。ここではスキップ可能なインストリーム広告を例に紹介します。

概要

スキップ可能なインストリーム広告は、主にYouTubeの動画再生ページ上で表示される動画広告です。動画コンテンツの再生前後または再生中に表示され、再生してから5 秒が経過するとユーザーは広告をスキップできます。見込み顧客の獲得やブランド・商品の認知度向上などの目的で利用されます。

ターゲット

【月間アクティブユーザー】約6200万人
【中心ユーザー層】10~50代

YouTubeは国内での利用率が7割を超え、全年代で利用されているのが特徴です。地域、年齢、性別、デバイスといった視聴属性のほか、過去に見たWebサイトの閲覧履歴等でターゲティングできます。

YouTube動画広告を利用するメリット

動画を視聴する意図を持ったユーザーに対して配信するため、他のSNS広告と比較すると長時間視聴してもらえる可能性が高くなります。音声付きで視聴してもらえる点もメリットです。またスキップ可能なインストリーム広告であれば、30秒間視聴していない(かつ動画を操作していない)場合は課金されないため、無駄な広告費用を抑えられます。

課金体系

ユーザーが動画を 30 秒間(30 秒未満の場合は最後まで)視聴したか、その前に動画を操作した場合に料金が発生します。

参考:動画広告フォーマットの概要
https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

仕様

スキップ可能なインストリーム広告の仕様は以下のとおりです。
【アスペクト比】横長 16:9、縦長 9:16、スクエア 1:1

広告出稿の手順

①Googleアカウントを取得後、「新しいキャンペーン作成」をクリック
②目標を設定
③作成済みの動画を選択
④予算、スケジュール、配分を決定
⑤ターゲティングを設定

Facebookに動画広告を出稿する

Facebookに動画広告を出稿する
Facebookは30億人以上が利用する世界最大級のSNSです。動画広告ではフィード、Marketplace、インストリーム、ストーリーズ、検索結果の5種類の配信面が選べます。ここではフィード広告を例に紹介します。

概要

フィード広告はFacebookのニュースフィード上に表示される動画広告で、ユーザーが投稿した動画と動画の間に表示されます。企業・サービスの認知度向上やブランディングなどの目的で利用されます。

ターゲット

【月間アクティブユーザー】約2700万人
【中心ユーザー層】20〜40代

国内では20~40代がメインターゲットで、10代の利用率はそれほど高くないのが特徴です。年齢、地域などの属性、興味・関心、行動、Facebookページと繋がっている人、といった条件でターゲティングできます。

Facebook動画広告を利用するメリット

フィード広告では、動画が自動再生されるのでユーザーの目を惹きやすいメリットがあります。また他のSNSと違って実名登録制なので学歴、役職などの要素でターゲティングできます。

課金体系

Facebook広告では複数の料金体系が用意されています。ブランド認知など多くの人に動画を視聴してもらいたい場合は、広告が1000回表示するごとに料金が発生するCPM(Cost per Mille)や10秒以上の再生で料金が発生するCPV(Cost Per View)が適用されます。
アプリインストールなどユーザーにクリックさせたい場合には、クリックごとに料金が発生するCPC(Cost Per Click)も選択可能です。

仕様

フィード広告の仕様は以下のとおりです。

【アスペクト比】16:9~9:16 ※縦型の画像はアスペクト比4:5にマスクされる場合があり
【長さ】240分以内
【サイズ】
・横型16:9(Full Landscape)
・正方形1:1(Square)
・縦型4:5(Vertical)
・フル縦型9:16(Full Portrait/Vertical)
【ファイルサイズ】最大4GB
【推奨形式】H.264圧縮方式、128kbps以上のステレオAACオーディオ圧縮

広告出稿の手順

①広告マネージャを開き、広告の目的を決定
②オーディエンス、広告の掲載場所を決定
③予算とフォーマットを選択し、動画をアップロード
④サムネイルを設定

(参考)Facebook動画広告要件
https://www.facebook.com/business/m/one-sheeters/video-requirements#

★広告の課金体系について★——————————————————-
インターネット広告では、広告が表示される回数やクリックされる回数に対して料金が発生します。「Cost Per~」というのは、~されるごとの費用という意味です。代表的なものとして以下の種類があります。
①CPM(Cost per Mille):広告が1000回表示されるごとに課金されます。
②CPV(Cost Per View):広告が一定時間以上視聴されるごとに課金されます。
③CPC(Cost Per Click):広告がクリックされるごとに課金されます。
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Instagramに動画広告を出稿する

Instagramに動画広告を出稿する
Instagramは写真や動画がメインのSNSです。動画広告ではインスタント記事、フィード、ストーリーズ、発見タブの4種類の配信面が選べます。ここではフィードへの配信を例に紹介します。

概要

フィード広告はInstagramのフィード内にユーザーの投稿に混ざって表示される動画広告で、表示されると自動で再生が開始します。ファッション・コスメなどビジュアルで訴求する商材と相性がよいのが特徴で、認知度向上などの目的で利用されます。

ターゲット

【月間アクティブユーザー】約1600万人
【中心ユーザー層】10〜30代

10~30代の女性がメインユーザーです。地域、性別、年齢、趣味・関心などでターゲティングできます。

Instagram動画広告を利用するメリット

若い女性の利用率が高いため、女性をターゲットにした商材を扱う企業に適しています。またInstagramではビジュアル中心でテキスト要素は少ないという特性上、日本のユーザーが海外ユーザーの投稿をフォローしたり、逆に海外のユーザーが日本のブランド・ユーザーをフォローしたりすることも多くあります。そのため海外ユーザーへも広告配信して受け入れられやすいメリットもあります。

課金体系

InstagramはFacebookが運営しているため、費用感は基本的にFacebook広告と同じになります。

スペック

フィード広告の仕様は以下のとおりです。

【アスペクト比】1.91:1~4:5
【長さ】最大120秒
【サイズ】横型16:9(Full Landscape)、正方形1:1(Square)、縦型4:5(Vertical)
【推奨】H.264圧縮方式、128kbps以上のステレオAACオーディオ圧縮

広告出稿の手順

①Facebookアカウントを取得
②広告の目的を設定
③ターゲットを設定
④広告の配信場所、予算、掲載期間等を決定
⑤動画を登録

(参考)動画広告要件
https://www.facebook.com/business/m/one-sheeters/video-requirements#

Twitterに動画広告を出稿する

Twitterに動画広告を出稿する
Twitterは特に10代、20代の利用率が高いSNSです。
動画広告ではプロモビデオ、Amplifyプレロール、Amplifyスポンサーシップ、ファーストビュー、プロモライブビデオ/Periscopeの5種類の配信面があります。ここではプロモビデオを例に紹介します。

概要

プロモビデオとは、ユーザーのタイムライン上で表示される動画広告で、動画とテキストがセットで表示されます。タイムライン上で自動再生される(60秒未満の動画はループ再生)のでユーザーの目を惹きやすいのが特徴です。認知拡大などの目的で利用されます。Twitterはタイムラインを流し読みするユーザーが多いことから、短い尺で冒頭に興味が持てるビジュアルを配置するのが良いとされています。Twitterでも15秒以下の長さを推奨しています。

ターゲット

【月間アクティブユーザー】約4000万人
【中心ユーザー層】10〜40代

特に10代、20代の利用率が高いのが特徴です。地域、言語、端末、年齢、性別、興味・関心などの属性のほか、自分のフォロワーやフォロワーが似ているアカウントでターゲティングできます。

Twitter動画広告を利用するメリット

Twitterは気になったツイートを拡散するサービスのため、動画広告であっても誰かに伝えたい要素があればリツイート(拡散)してもらいやすいことがメリットです。またプロモビデオで配信することで通常のツイートよりも多くの文字数を使用できます。

課金体系

プロモビデオでは、目的が動画プロモーションの場合以下のいずれかで費用が発生します。
・1エンゲージメントごとに課金されるCPE(Cost Per Engagement)
・広告が1000回表示されるごとに課金されるCPM(Cost Per Mille)
・動画が100%表示されてから3秒再生されると課金
・動画が50%表示されてから2秒再生、または6秒表示すると課金

スペック

スペックは以下のとおりです。

【アスペクト比】2:1~1:1の間であれば問題なし(1:1を超えるとトリミング)。
【ファイルサイズ】最大1GB
【長さ】最大2分20秒
【ファイル形式】MP4またはMOV
【最小サイズ】1:1の場合、最小は600x600px、1:1以外の場合: 最小サイズは640x360px

ほか以下を推奨しています。
【オーディオコーデック】AAC LC(ローコンプレキシティ)
【動画コーデック】H.264
【縦横比】1:1(タイムラインやプロフィール上で常に正方形にレンダリングされるため)
【推奨サイズ】1200x1200px
【長さ】15秒以下

(参考)Twitter動画広告仕様
https://business.twitter.com/ja/help/campaign-setup/advertiser-card-specifications.html

広告出稿の手順

①広告アカウントを作成
②動画ファイルをアップロード
③支払い情報を設定
④タイトルや説明などの動画情報を入力

LINEに動画広告を出稿する

LINEに動画広告を出稿する
LINEは、他のSNSと比較して全世代にまんべんなく利用されているのが特徴で、総務省の調査でも10代~50代までの利用者は80%を超えています。動画広告はLINE NEWS、LINEマンガ、LINEチラシなど10種類の配信面が選べます。ここではタイムラインへの配信を例に紹介します。

概要

タイムライン広告は、ユーザーのタイムライン上に表示される動画広告です。タイムライン利用ユーザーの7割以上が月1回以上タイムライン広告を視聴しており、視認効果が高い配信面です。ECサイト運営社が出稿する場合には「LP内もしくは会社HPに特定商取引に関する法律の記載をお願い致します。」という規定があります。

ターゲット

【月間アクティブユーザー】約8400万人
【中心ユーザー層】10〜50代

他のSNSと比較してカバーしている年齢層が広いのが特徴です。年齢、性別、地域、興味関心、行動履歴などでターゲティングできます。

LINE動画広告を利用するメリット

TwitterやFacebookなどほかのSNSではリーチできない層へ広告配信ができます。またLINE公式アカウントと連携できる点も大きなメリットです。

課金体系

1000回表示あたりで費用が発生するCPMまたはクリックごとに費用が発生するCPCです。

仕様

仕様は以下のとおりです。

【サイズ】16:9(card)、1:1(Square) タイムライン上で3:4、全画面で9:16になるVerticalもあり。
【動画形式】H.264
【音声形式】AAC、128kbps以上を推奨、モノラルまたはステレオ
【フレームレート】最大30fps
【フォーマット】mp4
【アスペクト比】
・16:9(幅240px以上1920px以下 高さ135px以上1080px以下)
・1:1(幅600px以上1280px以下 高さ600px以上1280px以下)
・9:16(幅135px以上1080px以下 高さ240px以上1920px以下)
【解像度】最大1080p(広告配信時は最大720p)
【ビットレート】最大8Mbps
【時間】最大120秒(最低5秒以上)
【ファイルサイズ】最大100MB以内

広告出稿の手順

LINE動画広告は他のSNSと違い事前に掲載可否の審査が入ります。

①LINEビジネスIDを作成し、LINE広告アカウントを開設
②配信を希望するメディア、クリエイティブおよびランディングページを登録
③LINE側で申込・掲載可否の審査
④登録された配信日時より掲載

(参考)LINE Business Guide_202007-12.pdf(LINE広告媒体資料)
https://www.linebiz.com/system/files/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202007-12.pdf
(参考)LINE広告:https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/

注:利用率は『平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』参照
https://www.soumu.go.jp/main_content/000644166.pdf

SNSの性質を活かし、戦略的に動画広告の拡散を狙おう

動画を拡散させる方法はいくつもありますが、SNSへ動画広告を出稿するのが効率的です。動画広告の多くは運用型広告と呼ばれるもので、広告を出稿しながらリアルタイムで変更・調整を行うタイプの広告になります。これから動画広告を始めようという企業であれば、感覚を掴むために少額で出稿して様子をみるのもよいでしょう。

Twitter、YouTubeなど、各メディアでユーザー層や配信できる動画の仕様が異なるので、自社に合った配信先を選択することが成功のカギとなります。そして動画広告を成功させるためには、「運用しながら改善していく」ことが何よりも大切になります。

株式会社ライフエスコートでは、動画広告の企画→撮影→編集までワンストップで行っております。EC業界でも動画広告で消費者にアプローチすることが主流となりました。現在、EC担当者になり、動画広告をご検討中の方。また、ネット通販で動画広告をどのように活用していったら良いか分からない方はお気軽にご相談ください。専門スタッフが皆様のお悩みにお答えいたします。

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