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オンラインショッピングの秘訣:売上アップに効く広告運用法

オンラインショッピングが普及する現在、効果的な広告運用は成功のカギを握っています。適切な広告戦略を導入することで商品が適切なターゲットに届き、ブランド認知度が向上し、売上が飛躍的に伸びる可能性があります。つまり広告運用の重要性を理解し最適な手法を用いることが重要です。今回は主にキーワード広告に焦点を当て、各プラットフォームでの広告の種類や運用のコツ、注意点についてお話ししたいと思います。

1.ECにおける広告の種類

オンラインショッピングで利用される広告には様々な種類があります。それぞれの広告の特徴を簡単に説明します。

まずはバナー広告です。バナー広告は、ECサイトや他のウェブサイトの指定された場所に表示される広告で、視覚的な訴求力が強く、ブランド認知度を高めるのに効果的です。魅力を視覚的に伝えるために、デザインが重要となります。

(参照:https://zozo.jp/

次に「リマーケティング広告」です。リマーケティング広告は過去に自社サイトを訪れたユーザーに対して、再度広告を表示する手法です。購入を検討中のユーザーに再アプローチすることで、コンバージョン率を高めることができます。さらに、「ソーシャルメディア広告」も重要です。FacebookやInstagramなどのソーシャルメディアプラットフォームで表示される広告のことで、ターゲティング機能が優れており、特定の興味関心を持つユーザーにアプローチできます。加えて動画広告も注目されています。YouTubeやその他の動画プラットフォームで配信される広告は、視覚と音声で商品情報を伝えられるためユーザーの興味を引きやすいのが特徴です。

(参照:https://www.amazon.co.jp/

最後に、今回一番お伝えしたい「キーワード広告」です。検索エンジンやECサイト内で特定のキーワードを検索した際に表示される広告を指します。キーワード広告はユーザーの検索意図に基づいて表示されるため、関心を持っているユーザーに対して直接アプローチができます。例えば、ユーザーが「ランニングシューズ」を検索した場合、その検索結果ページにランニングシューズの広告が表示されます。これにより、商品に関心を持つユーザーにピンポイントで広告を届けることができます。ユーザーが特定のキーワードを検索する時点で既に購買意欲が高い可能性が高いため、クリックから購入への移行がスムーズです。これにより、ROAS(広告費用対効果)が向上し効果的なマーケティング戦略の一環として活用されます。


グラフィカル ユーザー インターフェイス, Web サイト

自動的に生成された説明

※Amazonは「スポンサー」と記載されている部分が広告です。検索結果一番目に付くところに自然な形で広告を露出するため人気のキーワードによっては高額広告になることも。

(参照:https://www.amazon.co.jp/

キーワード広告は詳細なパフォーマンスデータを提供し、広告キャンペーンの効果測定と最適化が容易です。広告主はクリック率やコンバージョン率などのデータをリアルタイムで把握できるため、戦略を迅速に調整し、より効果的な広告運用を実現できます。これらの理由から、キーワード広告は他の広告に比べて重要視されており、ECにおける売上拡大のための強力なツールとなっています。代表的なキーワード広告として、楽天市場のRPP(楽天プロモーションプラットフォーム)広告、Yahooショッピングのアイテムマッチ広告、Amazonのスポンサープロダクト広告があります。これらの広告は、それぞれのプラットフォームにおいて商品の露出を最大化、クリック率を高めることで売上の向上が期待できます。今回はAmazonスポンサープロダクト広告に焦点を当ててお伝えしたいと思います。

2.広告運用を行う上での上手な進め方

広告運用を成功させるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

・キーワード選定

効果的な広告運用の第一歩は、適切なキーワードの選定です。商品の特性やターゲットユーザーを考慮し、高い関連性を持つキーワードを選ぶ必要があります。また、ユーザーが検索する可能性の高いキーワードをリサーチしそのキーワードに基づいて広告を設定します。Amazonスポンサープロダクト広告上で設定した商品に対しての流入キーワードが確認できるのでどういったワードで流入がされているか確認しながら設定を行ってください。他流入キーワードはGoogleトレンドや各プラットフォームのキーワードツールを活用すると効率よく収集が可能です。
コンピュータ が含まれている画像

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・予算の設定

広告予算は、自社のマーケティング戦略や目標に基づいて設定します。予算を効果的に活用するために、定期的に広告のパフォーマンスを分析し、必要に応じて調整を行います。

・効果測定と改善

広告運用の効果を測定し、PDCAサイクルを回すことが重要です。インプレッション数、クリック率、コンバージョン率、ROAS(広告費用対効果)などの指標をモニタリングし、広告のパフォーマンスを評価します。効果が低い場合は、キーワード選定の見直し、入札額などを見直します。

3.広告運用の注意点

キーワード広告を改善していく中で最も重要なポイントは無駄な露出を抑えることです。広告費を無駄にしないために、予算の管理を徹底的にしましょう。初期段階では少額から始め、効果を確認しながら徐々に予算を増やしていくのが賢明です。先に述べている通り、定期的に効果を測定し、改善を行うことが無駄な広告を抑えることにつながります。

さらに、広告運用の実際の経験を踏まえて注意すべき点があります。以前、あるプロジェクトでROAS(広告費用対効果)を重視しすぎた結果、広告費用の消化に苦労した経験があります。当初は広告費を抑え高いROASを達成しようとしましたが、結果として広告の露出が少なくなり、期待していた売上増加にはつながりませんでした。ROAS(広告費用対効果)に過度にこだわるのではなく、適切な広告露出を確保することが重要だということです。広告の露出を適切に管理しながら、バランスの取れた運用を心がけることで、より効果的な結果を得ることができます。

この経験を通じて、効果的な広告運用には柔軟性とバランスが必要であることを痛感しました。ROASだけにとらわれず全体的な広告戦略を見直し、最適なキーワードとターゲティング設定を行うことが成功への鍵となります。

広告掲出のロジックの理解を踏まえたうえで、AIを導入した外部ツールを使えば大まかな設定をして日々の運用を任せることも可能です。通常1日1~2時間程度、手動でキーワード選定・設定が必要ですが、AIツールを取り入れることで1日5~10分へと短縮することも可能です。ただ、Amazonプライムデーなどの超大型セールの場合は通常運用では賄えないほどの広告費およびインプレッション数になるため手動での対応をおすすめします。あくまでAIは通常運用の延長での運用を想定しており、超大型のセールでは予測が立たないため通常運用の範疇を超えません。予算を多めに設定したとしても使い切ることはなく、手動での管理は必要です。通常の運用ではAIツールが非常に役立つ一方で、特別なイベント時には柔軟な対応が求められます。

4.最後に

オンラインショッピングにおける広告運用は、商品の認知度を高め、売上を拡大するための重要な手段です。特にキーワード広告は、ユーザーの検索意図に直接当たることで、高い効果を発揮します。選定、ターゲティングの最適化、定期的な効果測定と改善を行うことで、広告運用の成功につながります。

弊社では、豊富な経験と専門知識を持つスタッフが、広告運用のサポートをご提供しております。AIツールなどの外部ツールの導入提案をはじめお客様のニーズに合わせた最適な運用プランをご提案し、売上アップを目指すお手伝いをさせていただきます。広告以外でもEC売上アップのご提案など、お客様のニーズに合わせた運営も承っております。ご興味を持たれました際は、ぜひお気軽にライフエスコートにご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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