急成長のShopee(ショッピー)とは?出店登録の手順や手数料について紹介します

急成長のShopee(ショッピー)とは?出店登録の手順や手数料について紹介

海外に販売する仕組みを越境ECと呼び、東南アジア(シンガポールや台湾)の市場に商品をオンラインで提供するサービスに注目が集まっています。

越境ECとは国境を超えて日本から海外に商品を販売できるECモールのことです。例えば、日本からシンガポールの消費者に国を超えて商品を販売する際は、Shopee(ショッピー)を通じて出品し、他国の消費者に商品を売ることができます。

そこで、東南アジアのECモールとして最大級の「Shopee(ショッピー)」について、その特徴や出店する際のポイントなどについて解説します。

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急成長ECモール「Shopee(ショッピー)」とは


Shopee(ショッピー)は、急成長を遂げた東南アジア最大の越境ECサービスです。消費者間(BtoB)に企業間(CtoC)を追加した仕様に加え、モバイル利用のフリマアプリをあわせたようなプラットフォームが特徴的です。売上の急速な拡大やアプリのダウンロード数(2億ダウンロードで1位獲得)、SNSの拡散などを受けて、2019年には総流通取引額1.83兆円を達成します。

Shopee(ショッピー)の主な対応地域は、シンガポール、インドネシア、タイ、台湾、フィリピン、ベトナム、マレーシア、南米のブラジルを合わせた8地域です。親会社のSeaグループは、ネット販売が比較的安定しているシンガポールにShopee(ショッピー)を設立。シンガポールを中軸にEC販売が定着しにくい東南アジアにサービス展開することで現在の安定的なアジア圏の物流を提供しています。

Shopee(ショッピー)が注目されている理由

Shopee(ショッピー)がいま中国や日本などのアジアで注目されています。そこで、EC業界でShopee(ショッピー)が注目されている理由について各項目に分けて説明します。

日本から海外販売に参加できる

日本から登録・出品することができるため、日本から東南アジアへの販売ができるとして注目を集めています。特に海外に直接出向く必要がなく、日本に拠点をおいたまま東南アジア既存の流通販路を確保できるのです。コストや手間を最小限に抑えて販売したいときに便利です。

アプリで個人間販売が可能

Shopee(ショッピー)はモバイル販売を軸として個人間での取引ができる仕様のため、チャット機能を利用して個人で連絡を取りあえます。フリマサイトが融合したような連絡・販売における簡易機能です。

サポート内容の充実

利用者にとってサポートがしっかりしているのもShopee(ショッピー)の魅力です。多言語対応機能や手数料無料、マーケティング支援、送料リベートの補助、スムーズな運輸対策、多国間の同時展開など日本から複数の国に商品を販売するのに適したサポートがそろっています。

Shopee(ショッピー)で販売できる商品・できない商品

Shopee(ショッピー)の越境ECサービスには、販売できる商品と販売できない商品があります。そこで、Shopee(ショッピー)の販売商品可否についてまとめます。

販売できる商品

有力な商品カテゴリー

コスメ・美容・健康

  • 香水
  • スキンケア
  • 健康食品
  • 美容器具

子ども用品・おもちゃ

  • ベビーファッション
  • 乳児・育児用品
  • ポケモン関連製品
  • フィギュア
  • サンリオ製品

家庭用品

  • 浄水器
  • 空気清浄機
  • キッチン用品
  • 日用品

電化製品

  • ゲーム関連
  • 生活家電
  • キッチン家電
  • ヒーター

その他

  • セカンドハンド
  • ブランド品
  • 時計
  • ホビー
  • 雑貨
  • 季節限定品・限定品
  • 食べ物(生もの以外)
  • 民芸品 など

(引用元:http://ex-shopee.com/2019/12/24/shopee%E3%81%AE%E5%87%BA%E5%BA%97%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

Shopee(ショッピー)で販売できる商品のカテゴリーは「家庭用品」、「家電製品」、「コスメ・美容・健康」、「子ども用品・おもちゃ」、「その他(食べ物・雑貨・限定品・ホビー)」です。

例えば、家庭用品カテゴリーでは日用品やキッチン用品、浄水器などです。電化製品カテゴリーでは家電やゲーム。コスメ・美容・健康カテゴリーでは化粧品や美容器具、健康食品などもOK。子ども用品・おもちゃカテゴリーはフィギュアや子ども向けの衣服・物品やメーカーのおもちゃなどです。それ以外にもその他で禁止以外の商品を取り扱っています。

販売できない商品

各国の代表的な越境EC販売禁止品

シンガポール

  • チューイングガム
  • ライター
  • 爆竹
  • 通信機器/ラジオ・コミュニケーション装置・海賊版及びわいせつな出版物
  • 政治や文化に悪影響のあるもの
  • タバコ類
  • コンタクトレンズ
  • アルコール類

台湾

  • 医薬品
  • 農産物(米や果物を含む)
  • 肉類
  • 中国製の陶器製品
  • 茶葉
  • 健康、美容機器
  • 薬用化粧品(医薬部外品可)
  • 食料・飲料(6kg以上)
  • 錠剤・カプセルのサプリ
  • 刃物
  • 武器
  • コンタクトレンズ
  • アルコール類
  • Bluetooth機能のあるもの
  • モバイルバッテリー

マレーシア

  • 刃物
  • 海賊版及び猥褻な出版物/DVD等メディア類/政治や文化に悪影響のある物
  • パワーバンク
  • 通貨、偽造通貨
  • 通信機器/ラジオ・コミュニケーション装置
  • 武器、防具
  • 宗教関連、宗教を否定した品
  • 一部調味料(サッカリン、塩等)
  • 医薬品
  • コンタクトレンズ
  • アルコール類

タイ

  • 医薬品
  • 海賊版及びわいせつな出版物/DVD等メディア類
  • 政治や文化に悪影響のある物
  • タイ国旗
  • 国王のマーク記載があるもの
  • 動植物、絶滅の危機に瀕した動植物製品
  • タバコ類
  • アルコール類
  • 武器
  • 偽造通貨
  • 鉱石、土、石、木材
  • 商標権を侵害するもの
  • コンタクトレンズ

インドネシア

  • 武器
  • 電子ブック
  • タバコ類
  • アルコール類
  • アダルト製品
  • 通信機器/ラジオ・コミュニケーション装置
  • 医薬品
  • 動植物
  • 食品全般
  • コンタクトレンズ
  • 食品
  • オムツ
  • ネイルポリッシュ
  • ベビーケア用品

(引用元:https://www.shopee.jp/index/college/index/college_class_id/5/id/37.html、https://www.shopee.jp/index/college/index/college_class_id/5/id/32.html)

販売できない商品は、武器やタバコ・アルコール類、医薬品、海賊版商品などです。主にその国で販売が禁止されている物品「=(イコール)販売できない商品」の扱いとなります。

また、越境ECの規制内容は国家の法律によって異なるため、どの国に販売するかによって取扱商品に差があります。例えば、シンガポールでは、チューイングガムやライター、爆竹、通信機器、タバコ・アルコール類、コンタクトレンズなどが販売禁止品です。

一方規制商品カテゴリの多いインドネシアは武器やアルコール類に加えて、食品やオムツ、サプリメント、ベビーケア用品などは販売できません。特徴的な禁止事項のあるタイでは、タイ国旗や国旗マーク記載の商品、土や石などの天然素材などが販売不可です。

以上、日本からの越境ECが可能なシンガポール・台湾・マレーシア・タイ・インドネシアなど各国で共通する禁止商品と販売可能な商品が細かく分類されています。複数の国で同時に販売する場合は特に商品選定には注意が必要です。

Shopee(ショッピー)の出店方法・手数料・決済

初めて越境ECにShopee(ショッピー)を利用する人は出店方法・手数料・決済の方法などが分からないという人もいるかもしれません。そこで、Shopee(ショッピー)の出店方法・手数料・決済などについてまとめます。

出店方法

Shopee(ショッピー)に出店するためには、日本からの販売業者としての手続きが必要です。最初に出店を伝える内容のメール送信(crossborderjp@shopee.comに送るメール作成)を行います。次に、審査用の登録フォームが届いたら入力して送り返します。審査が終わったら、出品準備における商品情報のアップロードと発送テストを実施。すべて完了したら正式に販売を開始できます。

手数料

Shopee(ショッピー)の手数料は、日本からの越境ECに対して利用者は手数料無料です。売上金送金に必要なペイオニア社経由に初期費用や維持費用はなく、通常売上に対し1~2%の手数料がかかる仕組みです。

決済方法

決済にはクレジットカード決済や銀行・ATM・アプリ決済など以下に示す複数の方法が選択できます。

クレジットカード・デビットカード
ATM支払い
銀行振替
アイバンキング・モバイルバンキング
アリペイ

Shopee(ショッピー)運営における注意点

Shopee(ショッピー)を運営する際は、いくつか注意しなければならない細かなルールがあります。そこで、各ポイントの注意点について説明します。

登録後の連絡手段の確立が必要

Shopee(ショッピー)では、運営とのやり取りにメールの連絡手段を基本としており、補助サポートなどのサービスを利用師ない限りメール以外でのリアルタイムなやり取りが行えずに困ります。そのため、できる限り他当者との連絡手段(スカイプ等)を用意し、連絡手段を確立しましょう。

国によって管理画面やアカウントが違う

Shopee(ショッピー)のアプリで販売される商品・サービスは、販売者が登録し国によって異なる管理画面やアカウントです。つまり、複数の国に同時に販売する場合には管理の手間がかかることに注意が必要でしょう。

ECの歴史が浅いためノウハウ・データの蓄積がない

Shopee(ショッピー)は2015年開業の東南アジアを中心としたEC事業者のため、歴史がそれほどありません。過去の膨大なデータを分析してマーケティングに活かす手法が使えず、長期で安定して利益を上げるという面には過去の蓄積を活用できないリスクや不安要素もあるのです。

売上金受け取りに必須のペイオニア

Shopee(ショッピー)は売上金の受け取りに「ペイオニア」が必要です。また、広告費支払いには「ペイパル」の開設が必須など、特定のサービスを利用しないと売上や支払いができない点に注意しましょう。

独自のルール設定が存在する

Shopee(ショッピー)には、返信期限(12時間以内のチャット返信)やフラッシュセールの独自利用などオリジナルのルールがサービス内に設けられています。そのため、ルールに抵触するとフラッシュセールなどの露出ができなくなるといった問題が起こります。以上、注意が必要な点をまとめました。

Shopee(ショッピー)への出店を検討してみよう!

今回はShopee(ショッピー)の概要や出店登録の手順、手数料などについて紹介しましたが、いかがでしたか。Shopee(ショッピー)はアジアで急成長を遂げた越境ECサービスを提供する事業者です。出品には販売可能な商品とそうでない商品があり、各国の法律による規制から販売できる商品が異なります。越境ECで日本から東南アジアに販売経路を広げる事業者は十分に注意が必要でしょう。

株式会社ライフエスコートでは、Shopee(ショッピー)への出店を始め、越境ECの運営のコンサルを行っております。海外でネット通販をご検討中の企業様がいましたらお気軽にご連絡ください。

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