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成功するクラウドファンディングのやり方!仕組みや種類、はじめ方を徹底解説

クラウドファンディング(通称・クラファン)をはじめてみたいけど、仕組みや流れがよくわからない方も珍しくありません。なかには、支援者側で使ったことがあるけど、集金をする企画者側に立ったことのない人も多いでしょう。

そこで、クラウドファンディングのプロジェクトを始めたい方や初心者の方向けに、基本的な仕組みや種類、プロジェクト完了までのステップ、成功のコツ、おすすめのプラットフォームなどについて解説します。

目次

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングは、「クラウド(crowd;群衆)+ファンディング(funding;資金調達)」をあわせた用語です。

インターネット上のプラットフォームを通じて、必要な資金を集めるために行われます。その上で、ただ単にお金を集めることを目的とはせず、事業プロジェクトや個人の革新的なアイデアを実現するための手段として活用するものです。

例えば、資金の不足でプロジェクトが開始できないケースとして以下があります。

「映画を製作したいけど資金が足りない」

「新しい商品の企画開発を予定しているが、予算が下りない」

「歴史文化財の補修で費用が補填できず、設備を維持できない」

そこで、クラウドファンディングの利用です。

具体的にはプロジェクトのテーマや内容に「共感」した人から、クラウドファンディングサイトのプラットフォームを使って費用を募ります。

費用はそのままプロジェクトに使われますが、費用の一部を支援者に還元するかどうかはクラウドファンディングの種類によります。

クラウドファンディングの4つの種類

クラウドファンディングには資金を得る際のリターンの特徴によって、4つの種類に分けられます。以下にその違いを説明します。

購入型クラウドファンディング

まずは、「購入型クラウドファンディング」と呼ばれる種類です。クラウドファンディングではよく見られる種類のため、多くはこの購入型です。

企画・開発した自社商品を安く提供したり、先んじて商品を手に入れられたりするのがメリットです。

例えば、クリエイターやアーティストならそのアイテムやグッズ、作品を購入します。映画や舞台ならチケット、開発者や生産者なら現物の商品といった具合です。

寄付型クラウドファンディング

2つ目の種類は、メッセージやお礼の言葉などモノでリターンしない「寄付型クラウドファンディング」です。名前の通り、リターンが費用に見合わないことから、寄付型と呼ばれています。

例えば、被災地への復興支援やチャリティイベント、治療費の支援などです。稀に、購入型クラウドファンディングのように、商品を買えるケースもありますが、むしろ費用は高くするケースもあるなど、支援色が強い種類といえます。

融資型クラウドファンディング

上記の2種類と少し毛色が違うものとして、3つ目の「融資型クラウドファンディング」があります。

出資者が融資をすることで資金的に助けるクラウドファンディングです。

出資する側は、クラウドファンディングサービス運営会社を通してファンド企業へ融資を行い、返済金の一部を運営会社を通して分配金として受け取ることができる投資の形態となります。

ただし、企業や個人が誰でも使えるわけではなく、法令に則って金融商品取引業の対象となる法人企業のみが行なえます。

投資型クラウドファンディング

4つ目の種類は、「投資型クラウドファンディング」です。投資の利回りを収益分として出資者が受け取れます。融資型クラウドファンディングに似て、資金集めを希望する主催企業側にファンドの資格や制限があり、第二種金融商品取引業を条件にして、さまざまな事前の用意が必要になります。

また、投資型クラウドファンディングには細分化した種類の「ファンド型」「株式投資型」「不動産特定共同事業法型」などがあります。

それぞれ、リターンには違いがあり、「ファンド型」は利回り収益ですが、「株式投資型」は新株式を予約できる権利などです。「不動産特定共同事業法型」の場合はさらに特殊で、賃料や建物の売却益が収益としてリターンが得られます。

クラウドファンディングのやりかた8つのステップ

クラウドファンディングを始めるときは、次の8つの手順を参考に準備からプロジェクトの完了までに進めます。

①目標金額を決める

最初に、クラウドファンディングで集める資金の目標金額を決めます。

金額を決めるには、どのくらいの支援が集まりそうかをあらかじめ予想する必要があるでしょう。

その上で、目標金額が、経費と釣り合うかも踏まえて、費用経費や支援者数の最低ラインを決めておくことが求められます。

②プラットフォームの選定

次に、国内で利用できるプラットフォームを探して1つを選びます。

国内には数十のプラットフォームがあり、その中から決める必要があります。

代表的なプラットフォームについては後ほど厳選した8選の紹介です。手数料や成功率・件数、型(購入型・寄付型)などを参考に選定しましょう。

③登録・必要書類の提出

プラットフォームを選定したら、会員登録を行います。

通常は、会員登録からサイト内の必要な手続きを経て、支援を呼びかける文章を投稿します。しかし、投稿前には、必要書類の提出・本人確認や利用設定などが必要です。

その際、多くのサイトではスマホで本人確認ができるeKYC(電子本人確認)が使われています。

④内容を決めて投稿

基本的な登録を終えたら、プロジェクトに合致した内容でページに記載する文章・コンテンツを送信・投稿申請します。

一般的には文章と画像で内容を構成します。読み手に対して応援してもらえるような内容にしましょう。

投稿の際に、目標金額や募集の形式などを決めることになります。

⑤審査~完了

審査が完了すると正式にプロジェクトを始めることができます。クラウドファンディングでは、審査を経ないとプロジェクトを開始することはできません。

審査のハードルについては、プラットフォームごとに設定されているため、一概にその基準を示すことは難しいでしょう。

ただし、社会的に問題のあるものや法令に抵触するプロジェクト内容は審査の段階ではじかれます。

⑥プロジェクトをスタート(ページ公開)

審査の完了後、プロジェクトを実際にスタートさせます。

目標の金額が集まるかどうかは、募集終了までの期間で決まります。公開の際には、プラットフォームによってプレスリリースや事前URLの確認など各種機能を備えているケースもあり、公開の手続き以外にも機能によってできることがいくつかあるのです。

⑦支援状況の報告

プロジェクトを始めた直後から、支援状況やプロジェクト進捗の状況を公開したり、メッセージで送ったりといった支援者や周囲への対応・報告を行います。

どのくらいのペースでいくら集まっているのか、途中で区切りを決めて、目標到達への見込み分析が必要です。

⑧プロジェクトの終わりとリターンの実施

プロジェクトは一定の期間で終わることが多く、終了とともにリターンをすることが必要になります。

リターンは事前に決めた内容で行いますが、目標金額に届かなかったとしても、プロジェクトの実行を設定していた場合は、後日きちんと実行してリターンを行う必要があります。融資型や投資型についても利回りからのリターンが必須です。

クラウドファンディングを成功させるコツ

クラウドファンディングは、手順通りにプロジェクトを行えばよいわけではありません。成功させるためには、以下の4つのコツを押さえることが大切です。

①適切な目標金額にする

まずは、適切な目標金額を決めることです。金額は高すぎても低すぎてもいけません。

なぜなら、金額が高すぎれば、資金を集めるときの目標設定額が無謀なものとなり、達成することが難しくなるためです。

しかも支援者は、内容と金額を秤にかけて、金額が大きすぎないかを見ています。プロジェクトの内容に対して金額が高すぎれば警戒されますし、内容に見合っていないと判断されて機会を失うのです。

また、低すぎる場合も問題があります。実行時に予算が十分に用意できなければ、プロジェクトが失敗することも考えられるからです。

それに自己負担の割合が増えることも視野に入れなければなりません。想定される金額を正確に予想し、自己負担割合や内容とのバランスから適切な金額にするよう心がけましょう。

②商品ページを工夫する

クラウドファンディングの成功には、支援者の数や金額が重要になります。そこで、ページに記載するコンテンツ・文章の内容を工夫することです。

例えば、支援者の心に届くような、相手が費用の一部を出したいと思えるものにします。すなわち、共感できるメッセージを書くことです。

また、共感しやすい文章を書くだけでなく、目新しさや差別化など、支援が受けられるような内容にすることも忘れないようにします。

感情にばかり訴えかけて、肝心の中身がないプロジェクトは、支援にもつながりにくいのです。さまざまな方面から支援されるような内容にするべく工夫を凝らしましょう。

③クラウドファンディング以外での宣伝や拡散

成功の3つ目のコツは、プロジェクトのクラウドファンディングの実施を知らせて、支援者を集めることです。

内容で支援者を集める工夫は、たしかに内実を判断して相手の心に響けば、支援が付いて資金を得ることができます。

しかし、クラウドファンディングのユーザーにだけアプローチしていては、ページの内容が良くても十分に支援者を確保できません。

SNSやホームページ・ブログ、報道関連のプレスリリースで情報を広めて、自分のクラウドファンディングに人を集めやすくするのがおすすめです。

支援したい人の中には、普段はクラウドファンディングのサイトを利用していなくても、該当プロジェクトのためだけにサイト訪問して支援するケースも出てくるでしょう。

おすすめのクラウドファンディングプラットフォーム8選

国内にはクラウドファンディングができる多くのプラットフォームがあります。そこで、おすすめの中から厳選して8選を下記に紹介します。

特徴サイトへのリンク
Makuake(マクアケ)
・購入型クラウドファンディング
・200億円以上の支援金額
・手数料は20%事業展開への支援あり
・2013年からプラットフォーム開始
公式サイトはこちら
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
・購入型クラウドファンディング
・500億円以上の支援金額手数料17%(うち5%は決済手数料)
・6万件を超えるプロジェクトの完了
・数百万人の支援規模
・2011年からプラットフォーム開始
公式サイトはこちら
ENjiNE(エンジン)
・購入型クラウドファンディング
・200万円ほどの支援が期待できる
・手数料20%
・2015年からプラットフォーム開始
公式サイトはこちら
セキュリテ
・投資型クラウドファンディング
・出資額に応じたリターン(特典)と分配金
・募集総額が100億円以上
・手数料はファンドごとに要確認
・事業者数が600社以上
・ファンド数が1,000本近い
公式サイトはこちら
READYFOR(レディーフォー)
・寄付型・購入型クラウドファンディング
・累計支援が200億円以上
・手数料12%
・プロジェクト成立2万件以上
・2011年からプラットフォーム開始
公式サイトはこちら
FUNDINNO(ファンディーノ)
・株式投資型クラウドファンディング
・累計成約額100億円以上
・成約プロジェクト数 累計350件以上エンジェル税制(ベンチャーの特例)が適用2017年からプラットフォーム開始
公式サイトはこちら
kibidango(きびだんご)
・購入型クラウドファンディング
・手数料10%
・成功率8割
・2013年からプラットフォーム開始
公式サイトはこちら
Green Funding(グリーンファンディング)
・購入型クラウドファンディング
・平均支援総額がおよそ400万円
・手数料20%、13%と初期費用(税抜130万円)
・プロジェクトの成約率がおよそ9割
・2011年からプラットフォーム開始
公式サイトはこちら

①Makuake(マクアケ)

Makuake(マクアケ)は、サイバーエージェントの傘下にある株式会社マクアケが運営する購入型クラウドファンディングのプラットフォームです。

主なジャンルには、ガジェットやグルメ、ファッションなどがあり、製造業(職人)や飲食業、小売を中心とした企業や個人がプロジェクトで出資を呼びかけることができます。

サイト内は、活動レポートや注目のリターンなど、参加者が目を引く設計になっています。

②CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)は、株式会社CAMPFIREが運営する購入型クラウドファンディングのプラットフォームです。

CAMPFIRE Creationのプラットフォームでは、購入型の中でも特に製造小売の「SPA型クラウドファンディング」に特化しており、家電メーカーやドラッグストア、災害地への支援などが挙げられます。

また、他にも支援向けの別のプラットフォームが2つ以上あり、クラウドファンディングを総合的に地域活性を目指す姿勢が特徴です。

③ENjiNE(エンジン)

ENjiNE(エンジン)は、株式会社Relicは提供している購入型クラウドファンディングのプラットフォームです。

ジャンルは社会・福祉・医療分野からクリエイター、技術系、地域まで広くカバーしています。

専門のスタッフが担当し、成功率の低いプラットフォームが多い中で、8割以上の成功率を誇ることで知られています。

④セキュリテ

セキュリテは、ミュージックセキュリティーズ株式会社が運営する投資型クラウドファンディングです。

1口1万円からの投資が可能で、個人と企業を結びつけるファンド探しなどの投資事業がメインです。

売上金の分配が利回りとして支払われるため、投資型の中でも社会に広く貢献するサステナブル(持続可能)を重視したプラットフォームサービスです。

⑤READYFOR(レディーフォー)

READYFOR(レディーフォー)は、Readyfor株式会社が運営する国内トップクラスの寄付型・購入型クラウドファンディングサイトです。

クラウドファンディングには購入型が多いですが、寄付型のシステムも兼ね備えており、各種サポートも取り揃えています。幅広いジャンルでプロジェクトを公開中です。

主なプランは「シンプルプラン」と「フルサポートプラン」の2つで、フルサポートプランには担当者が最後まで付きます。

⑥FUNDINNO(ファンディーノ)

FUNDINNO(ファンディーノ)は、2017年に日本で最初に登場した株式投資型クラウドファンディングです。国内シェアの多くを占めており、ベンチャー企業向けに個人の少額投資が可能です。

税制面も有利で株式投資型クラウドファンディングをするのに向いています。上場していない企業に対しても投資ができるため、さまざまな企業を対象に株式投資ならではのリターンが得られます。

出資する個人投資家の登録も簡単で使いやしため、ユーザー数もおよそ13万人と多く集まっているのが魅力です。

⑦kibidango(きびだんご)

kibidango(きびだんご)は、きびだんご株式会社が運営する購入型クラウドファンディングです。

成約時の手数料が10%と低いため、プラットフォーム利用料の負担が気になる方にはおすすめです。

特にEC事業者に対してサポートを強化しており、ECサイトを展開する個人や企業にとってはメリットが大きいでしょう。

また、クラウドファンディングの中でも成功率が8割と高く、多くの成約を生み出しているのも注目すべき点です。

⑧Green Funding(グリーンファンディング)

Green Funding(グリーンファンディング)は、株式会社ワンモアによって運営されている購入型クラウドファンディングのプラットフォームです。

コンセプトとしては「未来を企画するクラウドファンディング」を目指しています。

プロジェクトの成約率が9割近くあり、高めのプラットフォームと比較しても際立ちます。また、リピート率が8割もあります。

手数料はさまざまなサポートが付いてスタンダードが20%、Partnerパートナーが13%と初期費用(税抜130万円)です。

レビュー動画制作などのオプションやFacebook広告運用代行など、サポートの充実度が目を引きます。

クラウドファンディングのメリット・デメリット

クラウドファンディングには、メリットとデメリットがあり、どちらも踏まえた上で利用を検討することが大事です。

クラウドファンディングのメリット

まずは、資金を集められる方法として以下の3つのメリットがあります。

①個人や中小企業によるプロジェクトの代表ができる

1つ目のメリットは、個人や中小企業が気軽にプロジェクトを代表して資金集めができることです。

従来の資金集めでは、実地での面倒な支援者集めを経てようやく行われ、個人や中小企業の経営者にとっては、資金がなかなか集まらないケースも少なくありません。

しかし、クラウドファンディングではネット環境さえあれば資金集めができます。

予算的にも個人や企業単独では無理なプロジェクトも資金を準備できます。

②企業的な資金集めができなくても費用補填できる

2つ目のメリットは、大手企業が使えるような資金集めの手段がなくてもプロジェクトを実施できることです。

通常、大手企業は株式や融資などで資金集めをしますが、中小企業の中には融資などが受けられないケースもあります。

例えば、株式の買い付けができず、経営状態やプロジェクトの利益見通しから融資を断られるなどです。

クラウドファンディングでは、一般的な購入型や寄付型のクラウドファンディングにおいて、金融業のような資格や条件が必要なく、誰でもサイトのプラットフォームを通じて募集できます。

③資金集めと同時に認知・ブランディングが可能

3つ目のメリットは、資金集めをしながら認知・ブランディングを同時にできることです。

本来、資金調達で使われる融資・投資では、資金集めと認知・ブランディングは別々のものです。

銀行に経営状態や資金が必要な理由などを説明することはありますが、担当者の個人的な共感や応援で独自に資金を提供することはありません。

しかし、クラウドファンディングでは共感を経て資金を集めるため、ページのコンテンツやその宣伝や拡散がそのままマーケティングのブランディング活動に当てはまります。

そのため、トータルなアプローチができて、別々に活動を行う必要がありません。

クラウドファンディングのデメリット

メリットに対して、今度はデメリットを3つ以下に挙げます。

①プラットフォーム利用の手数料がかかる

クラウドファンディングでは、プラットフォームを利用する際に手数料がかかる点がデメリットの1つ目です。

手数料の相場は10~20%ほどで、100万円の場合は10万円~20万円の手数料がかかります。低めのプラットフォームで10%の場合は、消費税(10%)と同じくらいが取られると考えておきましょう。

もちろん、すべてのプラットフォームが費用を取っているわけではなく、無料のケースもあります。

ただし、しっかりしたサイトで安全に機能や支援者集客をしたい場合は、国内の有料プラットフォームを使うのがおすすめです。

②資金が集まらないと開始できない(資金が足りなくても開始する必要がある)

2つ目のデメリットは、クラウドファンディングで十分な資金が集まらなかったときに、プロジェクトが実行できないことです。

目標金額に届かなかった場合に支援者に返還する設定にしている場合は、プロジェクトで集めた金額がすべて返されるため、自分の活動資金にすることができません。

もし、資金が目標の設定額に届かなかった場合でも実行する設定にしていると、資金が不足した状態でも開始してリターンも出す必要があります。プロジェクトを始めるために残りを自費で埋めることが不可欠です。

③融資型や投資型で利益回収が難しいことがある

3つ目のデメリットは、手元に利益が残らない場合があることです。

特に融資型と投資型では、基本的に利回りをリターンにする必要があるため、想定よりもプロジェクトの収益が上がらなかった場合は、元本の返済も難しくなります。

近年では、投資型クラウドファンディングにおいて、費用を集めた後に長期間リターンを返さず、詐欺で立件されるといった企業も出ています。知らないうちに違法な運用をしないように注意が必要です。

クラウドファンディングのQ&A

ここからは、クラウドファンディングのよくある質問をQ&A形式で回答します。

Qクラウドファンディングと一般的な資金調達の違いは?

A クラウドファンディングでは、企業や個人が自由に資金を支援できることが違います。

通常、企業による資金調達の融資や投資は、法令により自由に資金を集めることができません。そして、相手は融資であれば銀行などの金融機関、投資であれば投資家などの利害関係者です。

そのため、クラウドファンディングなら金融関連の法令に縛られず大勢から資金を集められます。

Qクラウドファンディングは個人でもできる?

A はい、クラウドファンディングは個人でも利用できます。

資金を集める側として参加することが可能です。一般的に、資金を集める場合は企業となって融資などを受ける必要がありますし、中小企業では追加の社債などを発行します。

クラウドファンディングはそういった特別な手段がなくても、いち個人が始められる取り組みでしょう。

Qクラウドファンディングで集めたお金に税金はかかる?

はい、集金した金額に対して、個人・企業を問わず税金がかかります。

どの種類でクラウドファンディングを実施しても、勘定科目は「借入金」となります。

また、消費税は寄付型の場合はかからず、購入型は一部非課税(対価なし)を除いて課税される仕組みです。

ただし、投資型と融資型については対価なしが原則のため、消費税が非課税です。

まとめ

今回は、クラウドファンディングの種類や手順、成功させるコツなどを説明した上で、厳選したおすすめのプラットフォームを紹介しました。

クラウドファンディングは大きく分けて4種類あり、特に購入型と寄付型がよく利用されていますが、投資型は少し特徴が異なるため、利用する場合は注意が必要です。

成功するコツは、適切な目標金額を決めて、内容を工夫し、宣伝・拡散に力を入れることが挙げられます。

以上を踏まえておすすめのプラットフォームから型やジャンルの合致するものを検討してみましょう。

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